コンソシアーム研究発表

●日 時   9月21日(金) 11:00〜14:00
●場 所   Ω(オメガ)11,12
SFC研究所は、学術・技術研究の推進・発展を目的に、国内外の企業、公共団体他の研究機関等と協力して共同研究・開発を実施するため、SFC研究コンソーシアムという仕組みを設けています。1対1での共同研究に比べスケールが大きく広範な領域に渡る研究を推進できるSFC研究コンソーシアムは、既に大きな成果を上げています。
今回のORFでは、次の14プロジェクトが研究発表を行います。

発表プロジェクト
●Ω11会場
11:00〜
マルチメディア学習ネットワーク
(MMNET:MultiMedia Learning NETwork)

このプロジェクトでは、マルチメディア技術とコンピュータネットワーク技術の進展を背景に、大学における新しい学習環境を構築・実現し、実証的な評価を含めた研究開発を行なっていきます。
11:25〜
デジタルシネマ研究コンソーシアム
このコンソーシアムでは、デジタルシネマ産業に関わる様々な研究開発を通して、その発展と振興を支援していくことを目的としています。
11:50〜
VCOM
VCOMは「コミュニティによる問題解決」が有効な分野を模索し、コミュニティ・ソリューションを実践するための実証研究プロジェクトです。
12:15〜
エレクトロニック・エジュテイメントとそのネットワーク(EEN)
EENの中核プロジェクトであるC-PALS(Contents-Production At Light Speed/次世代映像制作システム)が目指すのは、デジタル化されたあらゆる映像メディアの企画から製作・編集・パッケージに至るすべての工程を手早く、簡単に、スムースにこなしうる単一システムの構築です。
12:40〜
VSI(Virtual Systems Institute)
VSIプロジェクトは新デジタル技術を活かして、新しい社会・ビジネスの実現をめざす学際的なプロジェクトです。
13:05〜
CAMILLE(Cognition, Action, Media in Language & Language Education)
CAMILLEプロジェクトでは、21世紀のマルチメディア・テクノロジーを視野に入れたダイナミックな言語・コミュニケーション論を探求し、それに基づいたオンライン言語教育システム及び教育ソフトの開発を行います。
13:30〜
知の共有化プロジェクト
慶應義塾は26万人の卒業生(塾員)を有し、同窓会(三田会)活動は極めて活発です。懐古だけでなく未来を指向し、社会への働き掛けを重視するこのような活動の高質化には、大学と塾員の情報共有化が必要です。この手段となる効率的デジタルネットワーク構築のための実証研究が「知の共有化プロジェクト」です。

●Ω12会場
11:00〜
概念メディアベースの構築と応用システム
このプロジェクトでは、文字情報だけではなく画像や音声情報も取り入れた概念メディアベースを構築して、人間のように状況に応じ柔軟な機能をもった応用システムの構築を目指します。
11:25〜
SOHOT(Small Office Home Office and Telework)プロジェクト
このプロジェクトでは、現代の社会背景、技術動向を踏まえながら、成熟した情報化社会が目指す本来の姿を、仮説的に2010年のライフビジョンに設定し、その生活環境デザインを創造することを目的に研究活動を進めています。
11:50〜
次世代高度インターネットアーキテクチャの研究
この研究では、次世代インターネットの基盤プロトコルであるIP version 6の研究開発を行うとともに、次世代社会の情報流通基盤としてのインターネットアーキテクチャを提案し、実証しています。
12:15〜
インターネット自動車
21世紀にはデジタルコミュニケーションの主人公となると考えられている移動体通信。この研究ではインターネットと自動車の関係を具体的かつ自由な発想で追求し、広くこの分野における研究成果を目指しています。
12:40〜
高度情報インフラストラクチャの構築
このプロジェクトは、インターネットを出発点とした高度な情報インフラストラクチャを構築するための基礎通信技術から応用技術、そして社会制度までを視野に入れた研究活動です。
13:05〜
Transpublishing
Transpublishingプロジェクトでは、ネットワーク上での容易なコンテンツ出版と、その再利用に伴う著作権の自動的処理を可能とするシステムの実用化をねらいとし、ソフトウェアとアプリケーション例を開発します。また、複雑に相互関連する情報をパソコンや移動体機器上で合理的に処理し表示するのに適した新たな基盤としての多次元構造「zigzag」のアプリケーションを開発します。
13:30〜
ENP(enterNet project)
「ケータイのある暮らし」をテーマに、携帯電話こそが唯一持ち歩く電子機器であると考え、無線LANなどを活用した携帯電話のハイブリッド化及びブロードバンド対応を実現させるべく必要となる認証技術の採択やアーキテクチャの検討を行なっています。