B09
大学院プロジェクト「生活実践知」
環境情報学部
食卓のコミュニケーションを記述する
出展団体代表者: 諏訪正樹

現代社会における人間関係の希薄化に伴って、食卓でのコミュニケーションが果たす役割が再認識されつつある。食卓におけるコミュニケーションの質は、場の物理的要因に大きく影響を受ける。食事の献立や様式、食器の種類、共に食べる人およびその人数、食卓を囲む照明、音響環境など、その要因となる変数は多種多様である。本研究では映像データの分析により、食事がコミュニケーションにもたらす影響を観察している。生活の文脈に根ざした食事における生活者の姿を可能な限りありのままに観察し、「生活実践知」プロジェクトに相応しい研究方法の確立をめざしている。

代表者 坂井田瑠衣
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