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<ヘルスサイエンス・ラボ>
食の未来 ~「健康」と「食」のサイエンス~
22日(木)14:00~15:30 カンファレンス(4F)room7

2011 年の日本人の平均寿命は女性85.9 歳(世界第2 位)、男性79.4 歳(世界第8 位)であり、世界有数の健康長寿の国として知られています。この健康長寿を支える要因の一つが日本の優れた「食」です。「食」が平均寿命の進展に大きな役割を果たしている事は科学的に解明されつつあります。超高齢化社会である21世紀において、健康長寿を促進する「食」は、今後の発展が期待される、重要分野です。
一方、高齢化やTPP などの問題が取り上げられる事が多い我が国の農業分野ですが、味や栄養価など様々な点で、世界でも有数の高付加価値型の農産物を生産する、世界的にも希有な存在であり、我が国の食文化を支える基盤として重要な役割を担っています。本セッションでは、超高齢化社会である21 世紀の到来を念頭に、我が国の「食」と「農業」の潜在価値を見据えた様々な研究を踏まえ、「健康」に着目した「食の未来」を展望します。

川原尚行
川原尚行
特定非営利活動法人ロシナンテス
理事長
島津秀雄
島津秀雄
NECシステムテクノロジー株式会社
執行役員/ システムテクノロジー
ラボラトリ所長
和田智之
和田智之
理化学研究所基幹研究所光グリーン
テクノロジー特別研究ユニット
ユニットリーダー
坪田一男
坪田一男
医学部教授
神成淳司
神成淳司
環境情報学部准教授