さまざまなボーダーを乗り越えて来たインターネットは今、時代の変動のなかで大きな壁を乗り越えようとしています。これまでかたくなにそれを拒んできた政治の場も、もはやインターネットの空間と無縁ではありません。とりわけ、SNS を武器とした「世論」の存在は、調整の場としての政治、民主主義の現実、選挙のあり方を大きく変えようとしています。日本の選挙は、民主主義はどこへ行くのでしょうか。各国の動向を見つつ、将来を見据えた議論を展開いたします。