日本のみならず広く東アジアの諸国において、情報通信技術による「イノベーションの促進」が共通する課題といえるでしょう。少子高齢化、環境、エネルギー資源などの社会的な問題の解決や改善にむけて情報通信技術の果たす役割が大きく期待されてます。一方で情報通信技術の発達は国際関係に大きな影響を与えています。インターネットはあらゆるものを繋げ、情報における国境という概念は薄れてしまいました。情報社会化は国際政治にどのような影響を与えるのか。東アジアの国際関係を事例に考えてゆきます。
楊智明 台湾淡江大学情報コミュニケーション学部アシスタント・プロフェッサー
李大中 淡江大学国際事務・戦略研究科副教授
土屋大洋 政策・メディア研究科教授
加茂具樹 総合政策学部准教授