HOME > 産官学連携

慶應SFC〜DNPセミナー

『創発する社会』
慶應SFC〜DNP創発プロジェクトからのメッセージ

大日本印刷株式会社(DNP)とのコラボレーションプロジェクトである慶應SFC〜DNPセミナーでは、2004年9月から活動を始動し、DNPとの研究者間のコラボレーションやディスカッションを中心に活動を行ってきました。これまでの2年間に及ぶ活動を通じ、双方のプロジェクトメンバーで共有してきた概念をもとに、「創発」のメカニズムとその誘発に関する仮説が立てられました。2006年11月24日に、本プロジェクトを推進してきた結果の中間成果物として、これらの仮説がまとめられた書籍『創発する社会』を刊行するに至りました。

『創発する社会』と題される本書では、「創発」の意味やその可能性についての論説が、今までに論じられてきた仮説を軸として、12人のSFC研究者それぞれの専門分野による観点から展開されています。「創発」は、自然科学の分野では注目されてきた概念ですが、近年、社会がより流動的になってきたことに伴い、社会科学的にも注目されるようになってきました。インターネット技術の普及に伴い、誰でもが情報を発信しうる時代の中で、従来の発想や伝統的手法の見直しを迫られつつあります。「創発」の諸相とその原因について、多面的な検討が加えられている本書には、そんな現代社会に向けたSFCとDNPからのメッセージが込められています。

創発する社会

慶應SFC〜DNPセミナーは、まさに産学連携のひとつのモデルとなっており、その成果は『創発する社会』に結集されています。

SFC Open Research Forum 2006では、出版記念講演として、この『創発する社会』を軸とし、著者メンバーとDNPとのコラボレーションセッションを行いました。

『創発する社会』(11月24日発売)

編著: 慶應義塾大学SFC研究所所長 國領 二郎
発行: 日経BP企画
構成: 第1部 創発とはどのようなものかなのか?
   第1章;創発という、怪しくて魅力的な何か(環境情報学部教授 熊坂 賢次
   第2章;創発しようぜ!(総合政策学部教授/SFC研究所所長 國領 二郎
   第3章;創発ウォーミングアップ(政策・メディア研究科助教授 仰木 裕嗣

第2部 どうすれば創発が生まれるか
   第4章;コラボでつくる!(総合政策学部専任講師 井庭 崇
   第5章;ネットはコンテンツを創発させるか(政策・メディア研究科助教授 土屋 大洋
   第6章;創発ベンチャー(看護医療学部助教授 宮川 祥子
   第7章;ふり向けば創発(環境情報学部助教授 加藤 文俊

第3部 あれも創発、これも創発
   第8章;目的は適度にあやふやに(環境情報学部専任講師 脇田 玲
   第9章;生み出せるか、進化する創発のシステム(環境情報学部教授 清木 康
   第10章;絵でコンピュータは動かせるか(環境情報学部助教授 服部 隆志
   第11章;もったいない(政策・メディア研究科講師 南 政樹
   第12章;神様はどこにいるの(環境情報学部教授/政策・メディア研究科委員長 徳田 英幸

慶應SFC〜DNP合同セミナー対談

SFC Open Research Forum 2006:慶應SFC 〜DNPセミナーセッション
第6回合同セミナー 『創発する社会』出版記念セッション

日時: 11月22日(水)18:00〜19:30 - 終了致しました。
場所: 丸ビル 8F Room4
SFC参加予定: 國領 二郎(総合政策学部教授/SFC研究所所長)
熊坂 賢次(環境情報学部教授)
土屋 大洋(大学院政策・メディア研究科助教授)
脇田 玲(環境情報学部専任講師)

※なお、本セッションにあわせ、丸善丸の内本店および丸ビル店にて、11月22日より『創発する社会』を先行発売いたします!