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知の共有化プロジェクト −塾員ネットワーク−
Sharing Human Intellect Project

本コンソーシアムは終了致しました。

web screen shoto 慶應義塾は約30万人の卒業生(塾員)を有し、同窓会(三田会)活動は極めて活発です。懐古に陥ることなく未来を指向し、社会への働きかけを重視する、このような活動の高質化には、大学と塾員の情報共有化が必要です。この手段となる効率のよいデジタル・ネットワーク構築のための実証研究が「知の共有化プロジェクト」(Sharing HumanIntellectProject:略称SHIP)です。
また慶應義塾創設者である福澤諭吉先生の晩年の著作である『福翁百話』から、月2回、1話ずつホームページ上に本文を掲載し、慶應義塾評議員会議長 福澤武氏が毎回解説を行うなど、慶應義塾の基本理念を社会に伝えるだけでなく、混迷を深める世界へ、導きの光を投げかけています。

参加組織数: 1
http://keio-mitakai.sfc.keio.ac.jp
連絡先:コンソーシアム事務局 E-mail:mitakai-staff@slab.sfc.keio.ac.jp
pdflogo 印刷用PDF (2007年11月現在)

特徴

本プロジェクトのユニークな点は、2,000名以上の個人がボランティアで参加し、運営していることです。参加者の年齢差は50数歳。彼らは国内外からアクセスしています。データベース上の会員専用空間(クローズドエリア)では、発言者を確認しながら信頼度の高い会議や情報交換を行っています。

理念、目的、課題

大学と社会の融合を基本理念としています。大学が蓄積してきた知識、卒業生の豊富な社会経験や最先端知識を融合し、新たな知的コングロマリットを形成することが目的です。また、進化し続ける技術を利用し、誰にとっても分かり易く使い勝手の良いネットワーク技術やコンテンツ開発を行うことを課題としています。

研究計画

クライアントに負担の軽いシステム開発を進めて来ました。また映像、音声の簡単な投稿システムの確立や、携帯電話とリンクさせ、PCなしでどこからでも利用できるシステムの開発にも着手しています。机上の空論とならぬよう、システムを稼働させながら開発していく手法を採っています。

現状と今後の方向性

塾員ネットワークのホームページで、世代間の認識差の少なさが実証され、ホームページ開設を躊躇していた幅広い世代を包含する三田会(同窓会の構成単位)が、このシステムを利用しています。塾員ネットワークをいわば中庭(パティオ)とし、ここに112年三田会(1971(昭和46)年卒)、SFC三田会、三田法曹会(ロースクールの設立母体の一つ)、律法会三田会が接続し情報ネットワークを広げていく構造です。単なるリンクとは異なり、同一のデータベースを利用することで、各々の組織の独立性を維持しつつ情報の相互利用を行うことが可能となりました。また、このシステムの自由かつ多層的な拡張機能は、新たなコミュニケーションの可能性を見出しつつあります。 現在、このプロジェクトは基本的研究段階から実用的運用段階に入りました。具体的な運用例として、このシステムの情報統合機能を生かし、看護医療学部をはじめとして他学部などと連携し、介護などの高齢化問題を塾員ネットワークのサブプロジェクトとする予定です。
システムの更なる進化を目指し、多くの方々の参加を歓迎します。

研究担当者

担当者名 所属
萩野 達也 環境情報学部教授
  花田 光世 総合政策学部教授