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アジア・アセアン連携データ戦略研究コンソーシアム
ASIA-ASEAN Data Strategy Research Consortium

研究代表者:村井 純(環境情報学部教授)
連絡先:村井研究室 E-mail: junsec[at]sfc.keio.ac.jp
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目的および目標

アジア・アセアン連携データ戦略研究コンソーシアムは、ビッグデータ時代におけるデータ生成・分析・活用・共有・流通 (Open Data・Big Data)の戦略的発展に貢献する技術&政策に関する研究、さらにこれらの動きを先導する教育においてアジア・アセアン地域を先導することをその目的とする。

現在、医療、防災、エネルギーなど社会において様々な種類のデータが環境からネットワークに発信されることへの現実性が急速に高まり、これらデータを分析することにより社会最適を実現するモデル設計が推進されている。そこで、研究体制は二階建てとなる。

第一に、土台となるのは研究の方向性に賛同する海外人材、政財界の人材が集まる研究コミュニティである。この研究コミュニティが研究を加速させる推進エンジンとなる。
ビッグデータ時代において注目される設計変数のひとつが境界【Border】である。例えば、ビッグデータ時代においては、データは技術的にはこれまでよりも格段に容易に低コストに国境、県境、市境を越えることが出来る。そうした中で、本コンソーシアムは、アジア・アセアン地域に焦点を当てた研究を推進する。そこで土台となるのは、この地域に広がる慶應義塾大学が有する産学官に先端人材との人的ネットワークである。
インターネット黎明期からの歴史を有するアジア先端28大学とのネットワークであるSOI Asia(スクールオンインターネットアジア)研究プロジェクト、国際化拠点整備事業(大学の世界展開力強化事業〜ASEAN諸国等との大学間交流形成支援〜)などがその基盤となる。

第二に、コミュニティの上で展開される、技術開発に加えて、制度設計、教育の実践、人材交流もその研究範囲とする研究活動である。例えば、制度設計が上手に行われない場合、データは活用されることなく終わってしまいイノベーションが生まれない。同時に、イノベーションだけではなく、技術選択の在り方、更には制度設計次第で発信した主体の権利が侵害されるなども想定した設計も重要である。
教育という文脈では、高度情報社会におけるビッグデータのグローバル基盤を活用してデータに基づいた事実分析を行い、その分析結果に基づいた正しい解決アプローチを設計・実践する手法及び考え方を身に付けた人材の育成が重要である。同時に、これら先進的人材が産業界において活躍の場を見つけやすい環境創造もその研究活動対象とする。

なお、本コンソーシアムは、具体的な研究においては、慶應義塾大学における既設のラボやプロジェクト(※)と連携した研究を推進する方針である。

※慶應義塾大学SOIアジアプロジェクトを中心に、20年近く掛けて形成された各国を代表する14ヶ国28の大学間連携を基盤とした学生や教員と、日本のビッグデータ先導企業との人材交流は、2年間の検証を経て軌道に乗りつつある。

アジア・アセアン連携データ戦略研究コンソーシアム

研究活動計画の概要(1年目)

  1. 研究コミュニティの立ち上げ
    ビッグデータ時代におけるデータ生成・分析・活用・共有・流通 (Open Data・Big Data)の戦略的発展に貢献する技術&政策に関する研究、さらにこれらの動きを先導する教育においてアジア・アセアン地域を先導するという主旨に賛同する海外、政界・官界・産業界のリーダー人材の参加を募り、コミュニティを立ち上げる。
    具体的には、平成25年11月のORFにおいて政界・産業界よりリーダー人材を招聘、コミュニティキックオフ会議を開催する。その後、コミュニティ参加者を拡大、IT会社及び通信会社の社長及び役員クラスを幹事会員に迎え、政界及び官界からも参加を募り、このコミュニティにおける議論がアジア・アセアン地域における戦略展開に影響力を有するスタイルを確立する。

  2. 研究WGにおける活動
    特定のテーマに関して特定のコンソーシアム参加者との間で集中的な研究を推進する。特に人材育成と人材交流に関しては、ビッグデータ時代を先導するアジア・アセアン地域の人材が日本への関心を高める環境創造は急務であり、この分野に関しては本年度中に研究WG活動を始動する。

構成メンバー

メンバー 所属
村井 純 環境情報学部長・教授
コンソーシアムリーダー
一ノ瀬 友博 環境情報学部教授
サブリーダー
オープンデータプラットフォームにおける基盤・分析手法・ユースケースの設計
小尾 晋之介 理工学部教授
サブリーダー
オープンデータプラットフォームにおける基盤・分析手法・ユースケースの設計
大川 恵子 メディアデザイン研究科教授
サブリーダー
オープンデータプラットフォームにおける基盤・分析手法・ユースケースの設計
古谷 知之 総合政策学部教授
オープンデータプラットフォームにおける基盤・分析手法・ユースケースの設計
大木 聖子 環境情報学部准教授
オープンデータプラットフォームにおける基盤・分析手法・ユースケースの設計
植原 啓介 環境情報学部准教授
オープンデータプラットフォームにおける基盤・分析手法・ユースケースの設計
梅嶋 真樹 政策・メディア研究科特任講師
オープンデータプラットフォームにおける基盤・分析手法・ユースケースの設計