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多目的RFIDタグプラットフォームコンソーシアム(BAPコンソーシアム)
Multipurpose RFID Tag Platform Research Consortium

本コンソーシアムは終了致しました。

本コンソーシアムは電池付きパッシブタグのOPENハードウェアに関する研究・開発を行っています。OPENハードウェアとは、電池付きパッシブタグを用いたアプリケーションの開発キットのことです。無線通信やRFIDプロトコルに関する高度な専門知識を必要とすることなくアプリケーションを開発することができる、ハードウェアプラットフォームの開発を目的としています。なお、略称をBAP(Battery-assisted passive tag)コンソーシアムとします。

連絡先:SFC研究所 Auto-IDラボ (TEL: 03-3516-0627)
E-mail: info@autoidlab.jp
http://bap.autoidlab.jp/

pdflogo 印刷用PDF (2007年11月現在)

活動の背景

UHF帯(日本では953MHz帯)を用いるパッシブ型電子タグは、安価なタグで長距離(10m級)の読み書きを可能とする技術であり、SCMを中心として産業的な期待が高まっています。この数年で電波法令の整備や、ISOやEPCglobalにおけるハードウェアに関する国際標準技術の策定がひとまず終わり、国際標準に準拠したリーダライタやタグを簡単に入手・運用することが可能になってきました。これによってSCMはもちろん、製造工程管理、製品安全情報管理などさまざまなアプリケーションや使い方が提案され、実用に供されるようになっています。一方、実用に供されることによってUHF帯電子タグシステムを安定・大規模に運用するためには、機器性能評価、設置設計、運用管理が重要であるとの認識が高まってきています。SFC研究所Auto-IDラボでは、数年前からこの問題に着目し、性能評価方法の考案と国際標準への提案(ISO, EPCglobal), システム間干渉に関する数値評価法の考案およびそれを用いた電波法令・業界標準制定時の技術検討、各種性能向上方法の研究開発と学会発表による技術先導を行ってきました。その営みの中で、平成18年度には多目的電子タグを設計・製作し、機器性能評価、設置設計、運用管理への応用について継続して研究開発を行い、多目的電子タグに関する研究成果をORFでの展示や学会発表、成果見学会などで公表したところ、多目的電子タグの利用を要望されるようになってきました。

活動予定

多目的電子タグを構成する技術は、大きく以下の3つに分類できます。
  1. ハードウェアプラットフォーム:基板(回路)
  2. ファームウェア:基板上のマイコン、CPLDを動作させるためのソフトウェア
  3. アプリケーション:ハードウェアプラットフォームおよびファームウェアを用いて特定の目的を達成するためのソフトウェア
本コンソーシアムの活動は参加者がファームウェア、アプリケーションを自在に研究開発することができる1)ハードウェアプラットフォームを共同開発するものです。

このため以下の活動を行います。

  • 仕様検討:コンソーシアム参加メンバからの多目的電子タグに関する仕様要望を収集するとともにハードウェア仕様にブレークダウンする
  • 予備設計:製造業者と協力して、現行品から仕様変更する部分について必要に応じて実証実験を行う
  • 設計・製作:仕様書に基づき外注業者が設計製作を行う
  • 試験・評価:所定の機能性能を具備しているか試験評価を行い、必要に応じて調整を行う

活動期間

平成19年8月1日から平成20年3月31日

研究担当者

担当者名 所属
中村 修 環境情報学部教授
  村井 純 常任理事 環境情報学部教授
  三次 仁 環境情報学部准教授
  羽田 久一 政策・メディア研究科講師
  徳増 理 SFC研究所上席所員(訪問)