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デジタルシネマ・研究コンソーシアム

アメリカのハリウッドではデジタルシネマについて、劇場用長編映画(feature film)作 品をデジタルファイルにして映画館に届け、デジタルプロジェクションで興行を実現する 技術と定義しています。これは、デジタルシネマにおけるPurist(純粋派)の定義ですが 、これ以外の可能性として、映画館が空いている時間帯に短編映画やスポーツ中継などの alternative content(長編作品以外のコンテンツ)の上映などが少しずつ行われていま\ す。これらのコンテンツは、映画館ビジネスにおいては二次的収入という位置付けであり 、あくまでも劇場興行を中心に議論されている結果です。
一方で、Non-Purist(非純粋派)と呼ばれる業界人は、デジタルシネマの制作の改革及び 映画館ではない場所におけるデジタルシネマ作品の配信ビジネスの重要性を主張していま す。消費者のライフスタイルやコンテンツのウィンドウの変化を理解し、その変化に対応 する21世紀型の映像市場を創出することが目的です。
このような現状を踏まえ、デジタルシネマ・ラボラトリ及びデジタルシネマ・研究コンソ ーシアムでは、デジタルショートの市場開拓を目指し、効率化を実現する制作モデルの提 案とデジタルショートコンテンツの非劇場における流通モデルの提案を継続し、デジタル ショートのグローバルビジネスを実現させるための多角的な研究を行います。また、映像 コンテンツにおける斬新な表現手法や五感に訴える先端的なコンテンツの探求、そして次 世代超高速インターネット網におけるデジタルシネマの制作と配信手法に関する研究も重 要な研究課題として位置付けています。

参加組織数:3
http://dcc.im gl.sfc.keio.ac.jp/
連絡先:稲蔭 正彦 E-mail:inakage@sfc.keio.ac.jp
pdflogo 印刷用PDF(2004年11月現在)

研究テーマ

  1. ネットワークコラボレーションによる映像制作に関する研究
  2. 映像コンテンツ表現に関する研究
  3. ユビキタスシネマに関する研究
  4. シネマコミュニティに関する研究

予想 される成果

  1. デジタルショートの普及促進
  2. 開発されたシステムの商品化への可能性

参加メンバーへの期待

本コンソーシアムでは、制作機関、配給機関、ネット配信機関、上映館機関、及びそれぞ れの分野で必要となるハードウェアとソフトウェアの開発販売機関等様々な関係者の方の 参加をいただき広く技術課題の解決を進めていこうと考えています。
具体的には、技術課題を取り込んだ作品制作、デジタル放送、ネットワーク配信における 課金技術やインフラ整備などの研究開発、権利管理などの管理業務、そして人材育成を参 加メンバーとともに推進していく参加型コンソーシアムを目指しています。

研究担当者

(所属はコンソーシアム終了時のものです)
担当者名 所属
稲蔭 正彦 環境情報学部教授
  村井 純  SFC研究所長 環境情報学\ 部教授