自動車と個人情報保護に関するワークショップ

2006年12月19日（火）14時 - 17時 ／ 於 三菱商事ビルディング・東京丸の内

慶應義塾大学SFC研究所は、経済産業省からの産業技術研究開発委託を受け、日本自動車研究所、千葉商科大学と共に平成14年度より、プローブ情報システムにおける個人情報保護に関する研究を行ってまいりました。

情報システムにおける個人情報の扱いは国際的にも関心を集めている分野であり、プローブ情報システムにおいても、車両をセンサとして情報を収集する際に生じる個人情報の取り扱いを検討し、適切な処置を講ずる必要があります。この際、プローブ情報システムにおける個人情報の考え方や適切な処置に関しては、共通のルールとして標準化し、情報提供者が安心して情報を提供できる基盤を構築する必要があります。本取り組みでは、研究成果の一部を国際的な標準とするべくISOに提案し、現在も国際標準化活動を進めているところです。

本ワークショップでは、自動車と個人情報に関する意識共有、議論の「場」の形成を目的として、これまでの研究成果と標準化提案の内容、および現在の国際動向を広く関係各位の皆様に公開致します。また、現状の研究活動、国際標準案を御確認頂いた上で、今後の活動に関するご意見を頂きたく思っております。 是非、関係者の皆様にご参加頂きたくお願い申し上げます。

なお、会場の都合上、事前のお申し込みが必要となりますので、下記の申し込みフォームにてお申し込みください。
よろしくお願い申し上げます。

開催概要

• 日時：2006年12月19日(火曜日)　14時 - 17時
• 場所：三菱商事ビルディング　３階　大会議室３・４／東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
  地図は、下記のサイトから、「本社所在地、丸の内オフィスの詳細地図」をご参照ください。
  http://www.mitsubishicorp.com/jp/about/index.html

お申し込み

会場の都合上、事前のお申し込みが必要となります。
こちらの登録フォームからお申し込みください。

• 締切日：2006年12月12日(火)
• 定　員：100名

議事次第

1. ご挨拶
   経済産業省 産業技術環境局 産業基盤標準化推進室
   
   
2. 基調講演「個人情報保護の現状と課題」
   中央大学大学院教授　堀部政男
   
   
3. 招待講演「プローブ情報システムの普及に向けて」
   奈良先端科学技術大学院大学教授 砂原秀樹
   
   
4. 取り組み事例１「インターネットITSの実現に向けて」
   インターネットITS協議会事務局長／(株)デンソー 理事・ITS開発部主幹 時津直樹
   
   
5. 取り組み事例2「官・民ITSの現状と個人情報に関する取り組み」
   (株)三菱総合研究所 杉浦孝明
   
   
6. 「ISOにおけるプローブ情報システムに関する標準化」
   慶應義塾大学大学院 助手 佐藤雅明
   
   
7. 「プローブ情報システムにおける個人情報の手引き〜これまでの研究成果」
   (財)日本自動車研究所 和田光示
   
   
8. 「パネルディスカッション」

お問い合わせ先

「自動車と個人情報保護に関するワークショップ」事務局
e-mail ：icar-staff@sfc.wide.ad.jp
電話0466-49-3618