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鎌倉市外国人観光行動調査

「都市情報化と公共空間に関する研究」プロジェクトでは鎌倉市観光課と共同して鎌倉市外国人観光行動調査を実施します。

目的

国においては、平成15年に「観光立国」を掲げ、観光を基盤産業の一つとして捉え、国外からの観光客誘致を促進していこうとする新たな施策も打ち出されています。
鎌倉市では、今年度から来年度にかけて、観光客の新しい動向やニーズを把握し、国の施策も取り入れながら、観光基本計画の見直しを行おうとするものです。
今年度は、見直しの一環として、主に英語・中国語・ハングルを母国語とする外国人観光客に対する意向・動態調査とともに、主要観光地における観光客意向・動態調査をアンケート方式により行います。
「都市情報化と公共空間に関する研究」プロジェクトでは、今春、長谷を中心とした鎌倉市内で、GPS端末を使った観光客動態調査を実験的に行っています。この調査は、観光客の行動内容をGPSで把握するもので、その行動パターンを詳細に知ることが可能です。

調査内容

  1. 外国人観光客意向調査
    日本への滞在が一年以内の英語・中国語・ハングルを母国語とする本市への観光客(短期滞在観光客)を対象に、ヒアリング調査を行います。
    基本属性、来訪の主な目的、宿泊先、滞在時間、事前情報の入手方法、消費額、主要施設の満足度、市内各所の案内板に対する感想、観光施設での対応、交通機関の利便性等約20項目程度を択一式で、改善点等の意見は自由記入式で行います。

  2. 観光客数及び日本人観光客意識調査
    主要観光地2ヶ所において、観光客数のカウント調査と、日本人観光客に対し、ヒアリングによる意識調査を行います。
    基本属性、宿泊先、消費額、来訪先等約10項目程度を択一式で行います。

  3. GPS調査
    上記(1)の調査と並行して、GPSによる行動調査を行います。
    また、日本にすでに滞在している日本語学校の学生・留学生等(中長期滞在観光客)を対象に、GPSによる行動調査を行い、調査票の記入も行います。

調査時期

10月の毎週土曜日・日曜日

調査場所

鎌倉市観光総合案内所前(JR鎌倉駅東口)

調査件数

  1. 外国人観光客意向調査:400件程度(欧米系200件、アジア系200件)
  2. 日本人観光客意識調査:200件程度
  3. GPS調査:100件程度(上記外国人400件のうち)