2002年11月22日

 

 

                                                                      

研究プロジェクト名:シンポジウム「明日の湘南地域と大学の役割」 

担当研究者:塚越 功(政策・メディア研究科教授

湘南シンポジウム企画委員会委員長)                   

 

 

 

 


テキスト ボックス: キーワード: シンポジウム、湘南地域、大学、都市計画、環境デザイン
 
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概要:湘南地域は、さまざまな領域で今後の発展構想が着目されているが、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)では、大学の活動を紹介するために行っているオープン・リサーチ・フォーラムの機会を利用して湘南地域の6首長にお集まりいただき、地域の発展の方向を探り、これに対する大学の役割、とくにSFCに期待されている貢献内容などについて討論する。

 

1.   企画内容

・シンポジウムタイトル:「明日の湘南地域と大学の役割」

・日時:11月22日(金)16:30〜19:00

・場所:藤沢市遠藤 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス シータ館

・主催:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス オープン・リサーチ・フォーラム実行委員会

・パネリスト:

<学外招待者>

大磯町長 寒川町長 茅ヶ崎市長 二宮町長 平塚市長 藤沢市長

<学内関係>

徳田 英幸 政策・メディア研究科委員長・教授 /小島 朋之 総合政策学部長・教授

熊坂 賢次 環境情報学部長・教授 /吉野 肇一 看護医療学部長・教授

伊藤 滋  政策・メディア研究科客員教授

<コーディネーター>

日端 康雄 政策・メディア研究科教授 

 

 

2. 開催の背景

 1990年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)が開設されてから12年が経過し、更なる発展を目指す時期に来ている。これまでSFCが目指してきたグローバルなネットワーク社会に貢献する大学という路線は、今後とも、さらに強力に推進するべきものであるが、これと同時に、地域社会に支援され、地域社会に貢献する大学という方向も目指すべき路線の一つであろう。

 SFCが藤沢市遠藤の地にキャンパスを開設した背景には地元の熱い期待があり、大学側も地元の期待に応えて共に発展をめざすことを新キャンパス開設の理念に含めていた。この場合の地元という概念は、キャンパス所在地の藤沢市は当然であるが、キャンパスの名称を「藤沢校」ではなく、「湘南藤沢」としたことから分かるように、広く、湘南地域全体を地元と考えたいという想いがある。

 この場合の湘南地域とは明確に定義された領域ではなく、漠然とSFCに近接する領域というような意味である。したがって、藤沢市に隣接する横浜市、大和市、綾瀬市などとも関係が深く、日ごろからお世話になっているのであるが、たまたま、本年1月に湘南市構想が発表され、これについて関係する自治体間の検討が重ねられつつあるという状況があるので、今回は、この関係の自治体首長にお集まりいただき、キャンパス周辺の都市計画などを議論するとともに、湘南地域の発展のために大学がどのような役割を担うべきかを検討することにした次第である。

 

<本件に関するお問い合わせ先>

塚越 功(湘南シンポジウム企画委員会委員長・政策・メディア研究科教授)

Tel: 0466-49-3623                            e-mailaud-0@sfc.keio.ac.jp