2002年11月22日
DVTSコンソーシアム
研究プロジェクト名:DVTSコンソーシアム 担当研究者:中村 修(環境情報学部助教授)
概要:慶應義塾大学SFC研究所は、高速広帯域インターネットにおける次世代アプリケーションの開発を産学共同で推進するために「DVTSコンソーシアム」を立ち上げ、10月1日より活動を開始。12月5日には第1回のワークショップを開催する。
■「DVTSコンソーシアム」について
慶應義塾大学SFC研究所は、高速広帯域インターネットにおける次世代アプリケーションの開発を産学共同で推進するために「DVTSコンソーシアム」を立ち上げ、10月1日より活動を開始しました。また、DVTS技術を応用した新たなビジネス展開を目指し、12月5日、第1回のワークショップを開催します。
1998年からWIDEプロジェクトが研究を進めたDVTS(Digital
Video Transport System)は、DV(Digital Video)の動画像配信をインターネットを介して実現するソフトウエアです。IETF標準化も終わり基本プロトコルが定義され、フリーウエアとしてネットワーク上に公開されています。
DVTS技術を用いた研究プロジェクトは国内外で実績を上
げており、IEEE1394インターフェースを介したPCとの接続による安価な高画質動画像配信システムの構築を実現しています。また、DVTS技術を利用した開発商品も提供され始めています。
このようなDVTS技術を広くご理解いただき、ビジネスの可能性を考える場として、来る12月5日(木)に
「DVTSコンソーシアム第1回ワークショップ」を開催します。ブロードバンド時代の到来に向けて、インターネットの利用・応用環境が様変わりする昨今、デジタルビデオ情報をインターネット上で簡単に、自由に扱えるシステムの
必要性が高くなっています。あらゆるOS上でデジタル映像の送受信を実現し、安価な動画像放送システムの構築を実現したDVTS技術は、今後さらなる広がりが予想されます。
当日は(1)技術動向、(2)商品紹介、(3)応用事例の3部構成のプログラムを用意し、DVTS技術の最新動向から問題点解決への対応、すでに商品化されているDVTS応用製品の紹介、DVTS技術を広帯域ネットワーク上で利用した実例をお話しいただきます。本ワークショップでは、このDVTS技術を応用した新たなビジネスの開拓を目指し、関係各位の情報交換の場となることを期待しております。
■ワークショップ概要
開催日:2002年12月5日(木)
開催時刻:12時半〜18時(18時から懇親会を予定)
参加費:無料
場所:慶應義塾大学三田キャンパス北館4階会議室(http://www.keio.ac.jp/access.html)
主催:慶應義塾大学SFC研究所DVTSコンソーシアム(http://www.dvts.jp)
<本件に関するお問い合わせ先>
慶應義塾大学SFC研究所DVTSコンソーシアム(http://www.dvts.jp)
Tel:0466-49-3618
e-mail:info@dvts.jp URL:http://www.dvts.jp