「持続可能な開発とデジタル・ドキュメンテーション」 
- 調査報告:
 -  JANPプロジェクトでは、「近代化」「開発」にともなっておこる問題と、それを解決する方法にかんする情報の共有を目指し、国内外の大学、研究機関、NGOと共同のデータベースを運用してきた。
 本年度は、データベースのコンテンツを、従来のテキスト、写真から映像、音声に広げることを目標にし、以下の活動を行った。
 
- ファイルサーバーの設置・試験運用開始
 
2000年9月、デルタ棟s204号室に移転し、映像・音声など大量のデータを扱うためのファイルサーバーを設置した。このサーバーはWindows2000をOSとして稼動し、研究室内のビデオ編集用端末7台、ウェブサーバーとも接続している。
 
 - 編集用端末の設置
 
研究室内には、PowerMac G4が4台、Sotecのデスクトップ機2台、Sony Vaioが1台、それぞれ主にビデオ編集を目的として置かれている。本年度は、これらの端末にAdove PremierとFinal Cut Proという高機能のビデオ編集ソフトを導入した。また、SonyのDVデッキとIEEE1394で接続することで、ノンリニア編集を可能にしている。
 
 - 実際のコンテンツ作成
 
こうして整備されつつある環境において、秋学期には、特に梅垣研究会の学部生と院生がビデオ作品を作成した。この作品をデータベースに載せるのが、次の段階の課題である。 
  
 データベースのコンテンツとしたのは、フィールドワーク助成費による調査で収集した資料である(詳細)。
  
  
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