2000年度森基金 国際共同研究・フィールドワーク研究費 [国際13]
"グローバル化する生態系の研究とビオトープを用いた作品制作" 研究報告書


はじめに

人間の社会活動および文化・経済システムのグローバル化にともない、特定の地域・生態系に固有であった動植物が本来の棲息範囲を越えて地球規模に広がり、生物相の均質化が急速に進んでいる。本研究は東京大学との共同研究で移入動植物に関する文献およびフィールドワークに基づく調査を行い、その分析に基づいた生態系モデルをビオトープを用いたメディアアート作品として制作することを目的として始められた。

1. 生態学の見地から

a. 事例報告

ここではまず、現在日本各地において起こっている移入動植物の問題について、いくつかの実例を紹介することにしたい。

■ケナフ

ケナフは西アフリカ原産のアオイ科ハイビスカス属の一年草で別名をホワイトハイビスカスとも呼ばれている。成長が極めて早く、約半年で茎の太さ約3〜5cm、高さ3〜4mに達する。古くは古代エジプトにおいてミイラを包む布として利用された。

皮の部分(靱皮)、芯の部分、全て紙の原料として利用できるなど木材に替わる最適な非木材資源とされ、また単位面積当たりの繊維収穫量が多く、かつ木材パルプに最も近い性能や風合いが得られるので資源植物として大きな期待をもたれている。成育中に於いても二酸化炭素の吸着量が木の数倍あり、地球温暖化の主要原因と言われる二酸化炭素の増加を抑えるなどという触込みのもと、<環境浄化能力の優れた植物><地球に優しい植物>として積極的にこれを導入する動きが起こっている。

しかし、先にも述べたように生育が早く、在来種であるヨシ・オギと同じような環境で育つと言われており、ケナフが増えれば、これらの植物と生息場所を奪い合うことになる。もしケナフの繁殖力がヨシやオギより強ければ、ヨシ・オギの茂みは衰退し、ケナフが取って代わる。ヨシ・オギはカヤネズミなどの小動物や水鳥の重要な生息場所なので、在来の動物にとっても大変な脅威となる。特にカヤネズミは、ヨシ・オギなどの縦に長く裂ける葉を上手く編んで巣を作る。ケナフの葉は縦に裂けないので、カヤネズミは巣を作ることが出来ない。カヤネズミのような小さい動物は、移動能力がしれているので、巣作りに適した植物があるところまで移動できなければ、その地域の個体群は絶滅してしまうなどの、ケナフが<地球に優しい>というある種の免罪符とともに各地で導入され、帰化することの危険性が専門からによって指摘されている。

[参考URL]ケナフが日本の生態系を破壊する
http://www.ne.jp/asahi/doken/home/charoko/kenaf/ecology.htm

■ブラックバス

ブラックバスとは、日本では北米原産のサンフィッシュ科の魚のうち、バスのグループを総称した呼び名である。原産地の北米には7種11亜種おり、日本で最も多いのがラージマウスバス(ノーザンラージマウスバス=和名はオオクチバス)である。

もともとは1925(大正14)年、実業家の赤星鉄馬により、神奈川県の芦ノ湖に放流されたのが日本への最初の導入であった。

ルアー(疑似餌)に反応し、引きの強いバスは、釣りの対象魚として原産国アメリカではたいへんな人気がある。はじめのころは箱根の芦ノ湖など、限られた湖だけに分布していたが、1970年代のルアー・フィッシングブームを期に、無許可放流が密かに行なわれるようになった。80年代なかばには、賞金制のバスプロトーナメントが行なわれ、バス 釣りが大きなブームになると、ゲリラ的な放流は激しさを増します。90年代に入ってからは、より冷たい水にも適応できるスモールマウスバス(コクチバス)が何者かの手によって日本に持ち込まれ、徐々に生息域を拡大していった。

かつて芦ノ湖をはじめ、ごく限られた湖にしかいなかった北米原産のブラックバス(ラージマウスバス=オオクチバス)は、この30年ほどの間にすさまじい勢いで増え、今では全国の河川や湖沼に分布している。漁業の営まれている地域では、ワカサギや、小ブナ、ホンモロコ、ニゴロブナといった主要水産魚種が激減、死活問題になっておりまた、 各地の川や池では、ブラックバスの増加とともに稀少な小型魚類が姿を消し、外来魚を駆除しない限り保護が絶望的になっているところがある。

バスなど外来魚の無許可放流は、現在、ほとんどの都道府県漁業調整規則(委員会指示)で禁じられていますが、そこでバスを釣るという行為に対して、ほとんど規制がない状況である。実際は「入れた者勝ち」であり、環境や漁業に対する影響を軽減する法体系にはなっていない。さらには、釣具用品会社の社員が釣り需要の拡大のために放流している、という話までもが伝わってきている。

また、問題となる構造のひとつが「キャッチ&リリース」である。釣った魚は殺さずに逃がすという考えは、本来、個人の釣り観や釣り場の状況から出されるべきものであるが、バス釣りにおいては絶対的な前提として全体主義化した。結果として、キャッチ&リリースは、在来生物への影響を深刻にしながら密放流の温床、水系の生態的汚染源となってきた。そして過剰なまでのバスブームを生み、悪循環を繰り広げてきたといえる。

[参考URL]ブラックバス問題
http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/bass.html

■マングース

マングースはインド原産の食肉目の動物で、コブラの天敵として知られる。明治時代にハブと決闘させるショーに使うため、沖縄に持ち込まれた。奄美大島には1979年に野生のハブを駆除するため約30匹が放たれた。1986年ごろにはアマミノクロウサギなどが住む森林にまで生息域を広げている。

1998年秋の日本哺乳類学会で、農水省森林総合研究所(茨城県茎崎町)の山田文雄鳥獣生態研究室長は、アマミノクロウサギがこのマングースによって捕食されていると発表した。アマミノクロウサギは奄美大島、徳之島だけに生息する体長50センチほどの黒いウサギで、国の特別天然記念物に指定されている。

山田氏の調査によると、奄美大島で見つかったマングースのふんの7%にアマミノクロウサギの毛が混じっており、マングースがアマミノクロウサギの生息を脅かしていることは明らかだという。こうしたことから、鹿児島県は96年から環境庁の補助金を受けて、マングース駆除に乗り出した。5年計画で詳しい生息数などを把握し、効果的な捕 獲方法を探る。これまでの調査で、マングースの消化管の内容物からアマミトゲネズミ、ワタセジネズミ、アカヒゲ、バーバートカゲなどが見つかった。

アマミトゲネズミは、環境庁のレッドリストに絶滅の危機にひんしているとされる絶滅危惧(きぐ)1Bとして掲載されている。アカヒゲとバーバートカゲは絶滅の危険が増大している絶滅危惧2類のは虫類で、ワタセジネズミも今後絶滅危惧種に移行する恐れがある。

[参考URL]毎日インタラクティブ
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Earth/199906/26/01.html

[参考URL]国立環境研究所
http://www.eic.or.jp/kisha/200004/attach/66550-1.html

b. 理論的枠組の紹介

b.1. 生態学について

パターンとスケールとプロセス

生態学は、生物を生物どうし、あるいは生物と環境の関係を調べながら現在の生物 圏が成立しているしくみを明らかにする学問であり、移入種、侵入種を考える上では 欠かすことが出来ない学問分野である。その中の中心的な考え方として、スケールの 問題が有る。

スケールとは、生物の生活を観測する尺度の事であり、生態学で中心的に扱われているのは特定の地域に存在する単一種から構成される個体群、個体群感の移出入を考慮したメタ個体群理論、ある特定の地域に共存している生物群の集合「群集」などが代表的なものである。プリンストン大学のSimon Levinは1990年のアメリカ生態学会賞受賞講演の中で、「スケール」を選ぶ毎にあらわれてくる「パターン」を形成する「プロセス」を探究するのが生態学であると述べている。つまり、異なったスケールでの観測によって得た知見をもとにその裏側にかくされている理を見つけることが肝心であるということある。

現在の生態学では、科学政策上の問題も有り、調査の規模が大きくて1平方キロ、調査期間も長くて10年程の研究になっているが、古生態学などは1000年以上のスケールの議論しか扱えていない。一方で侵入種の問題はあくまで10年〜100年程度のスケールで起きる現象であり、それらを適切に扱える学問分野が存在し得ていないと言うのも実状である。一方で、小さな規模での生態学的研究では、単一種を実験室内で2年間ほど飼育している研究が中心的であり、確かにそれらは進化や個体群動態に対して重要な知見を与えてくれるが、複数種から成立している実際の群集を取り扱う為には十分であるとは言えない。

大部分の侵入種にとっては新たな定着地が生育に適さない為にそのままその地域では絶滅してしまうが、少数のものは新しい環境に馴染み、資源競争に勝って既存の在来種を追い出して定着する。

一般に島嶼や、人為的かく乱が大きな大陸部が侵入種に対して耐性が低いとされている。島嶼は、大陸部から離れて固有の生物層を進化させてきている。その間、大陸部の雑多な群集にくらべるとかく乱が少なく、群集自体の安定性が低い為とされている。また、人為的かく乱が大きな場所では、いわゆる「中規模かく乱説」(中規模のかく乱がある環境で、、もっとも多様性が高くなると言う学説)の成立するかく乱の頻度にくらべて過度にかく乱が多い為に、いわゆるpioneer種と呼ばれる遷移の初期に登場するような種類の生物の数が過剰に増えてしまう。このように、侵入種の問題を考える際には、群集理論に代表されるような複数種の系を考慮に入れることが重要である。しかしながら、複数種の系にかんする理論的研究は、20世紀の半ばにMcArthur(1955)によってはじめられたばかりで、未だに成長と上の学問分野である。

今回の研究では事例研究と理論的バックグラウンドの整理を行うことを中心に行い、筆者らの研究をとりあげて現在の到達点を整理することにした。特に、移入種の問題が、単一種の問題として扱えないので群集理論と呼ばれる分野に関して簡単にまとめたい。  

b.2. 群集の理論 apparent competition

多数種からなる群集の生態学「群集生態学」において最も基本的なツールは食物網である。食物網とは、群集内の被食捕食関係をグラフの形であらわしたものであり、1980年代にCohenらが既存の群集調査の結果をまとめて食物網一般の性質を挙げている(Cohen 1990)。この研究で特に重要なのは、時系列的な観点を捨象して、水圏、陸上など多種多様な群集をあつめて、いわば生態系一般に成立する基本的なルールを見い出したことに有る。それによると、同一栄養段階内の捕食者重複グラフ(ある栄養段階同士の被食捕食関係をある方法で示したもの。詳しくはCohen(1990)を参照。)にはグラフ内に穴がないと言うことがしめされている。Sugihara(1984)は、このことに対して、侵入してくる種は、既に群集に定着している種にくらべ、多食性(polyphagy)が少ないということをその原因としてあげている。

このことをLotka Volterraらの個体群動態の式から説明したのが、Matsuda,Namba(1991)らであり、検証可能な食物網理論として注目を集めている。

このように、食物網理論の現状としては、群集の一般的性質(パターン)がある程度認知され、それを生み出すプロセスに注目が集っている。その中で、特に最近注目されはじめたのが、捕食寄生者群集である。

b.3. 三栄養段階群集の解析

阿部(2000)らは、このような状況下、アリゾナ州の三栄養段階捕食寄生者群集に対して、上記のような観点から捕食寄生者という密に相互作用しあう系に於いてもCohenらの見い出した性質が成立することを確認し、またその性質が、観測者のArtifactによらないことを解析によって見い出した。(Abe et al. in preparation)このことは、Cohenらのアプローチの妥当性を補強すると共に、比較的単純な系に於いても群集と同様のメカニズムが働いていることを示唆するといういみでも重要であると言える。

b.4. その他の群集理論

群集生態学の大きな成果としては、食物網理論と双へきとも言えるのはMacArthurら(1967)の島の生物地理学である。これは、島嶼に生息する生物群集の種数と、島の面積とのあいだに、明確な関係を見い出したものとして大変著明である。この理論の前提であった、大陸からの距離、移入率と絶滅確率との関係性について、最近Lososらは、分子生物学的手法を用いて、大陸における種分化までもねらいに入れる研究を発表し大変注目を集めている。

b.5. まとめ

しかし、現在問題となっている、ある特定の種の生態系内での振る舞いを予測するために、道具が揃ったとはまだ言えない段階であろう。例えば、前掲した群集生態学の研究はやはり群集全体に対して成立する性質をようやく捕らえはじめたばかりで、ある特定の生物の生態系における振る舞いを予測する為には不十分である。また、個体群に絞った研究の中でも特に絶滅危惧種の保全で重要視される地域内での遺伝的多様性もようやく、保全の現場に用いられたばかりであり、ある程度のや管理には功を奏しているが、より広い問題である生態系の保護に役立てる為にはまだまだやるべきことは積みあがっている言わざるを得ない

c. 移入種問題の複雑さの再提起

以上のように、移入種と言う問題を正確に捕らえる為には、それが侵入する地域の生態系に対する知識、またケナフやブラックバスなど実際の社会運動を考える際には経済的背景など、多くの要素を考慮に入れる必要が有る。生物の立場を正確に捕らえようとする生態学も未だに不十分であると言う状況下では、実際に顕在化している移入種問題に対応する為には何らかの人間社会に対するアプローチが必要となって来るだろう。くしくも先日の2001年2月24日に立教大学で開かれたブラックバスを巡るシンポジウムではバス釣り擁護派と駆逐派とが同席する興味深いシンポジウムであったが東京新聞によると釣り業界の話のみならず、ダム建設や、ヘラブナ、鮎、水質汚染、開発などの話題が壇上にのぼったと言う。このシンポジウムを主催した立教大学の濁川孝志教授は「問われているのは魚ではなく実は人間の方だと分かった」とシンポジウムの終了後に述べている

2. 作品+ウェブサイトという形態に行きついた背景

1章で述べたように、移入種の問題は生態学の最新の知見を用いても容易に対処しうる問題ではないことが分かった。それではどのような活動が可能であるだろうか?

ここでは米国の地理学者イーフ トゥアンの考察に触れたい。現在、アメリカでは特に環境を巡る学問分野として環境倫理学が1980年代から注目を浴びているのだが、その流れの中で彼は、「感覚」をキーワードに世界中の民族の世界観や、生活を論文にしている。そこで、彼が常にキーワードとしているのは「aesthetics」である。彼によれば、人間が世界を構成する際に本質的な役割をになうものとして「美」をあつかい、記述的に複数の利害関係を明示化させる環境倫理学と対峙する姿勢にたっている。ここで考えられているのは広い意味での環境(Umwelt)に対して、「美に衝き動かされて」はたらきかける人間の姿である。ここでの「美」とは、幼児であれば運動感覚と結びついた満足感であり、成人に於いては共通感覚や隠喩や象徴などを通じた空間の統合への欲求である。このような欲求に対してアプローチする手法として我々は、作品の制作を位置付けている。

しかし、一方でこのような感覚的な行動はしばしば独善的になりがちである。この危険性は大きなもので、1章で紹介したようにいくつかの生物はまさに「美的」価値の為に導入され、その結果として別の美的要素を破壊している。このような複雑な価値観を顕在化させる為に、作品の導入と同時に侵入種のポータルサイトの制作を行う。このサイトの目的は、複数の人間がデータベースを共有することによって、多面性を持ったデータベースサイトを構築し、利害が相矛盾する複数の人間にとっての侵入種を同じ土俵にあげることにある。

この双方の表現を両立させることが本プロジェクトの挑戦である。

3. 作品の概要

a. ウェブサイトに関する概要

本サイトで提供する主要な機能は以下のようなものである。

1.外来種問題への導入。(外来種とは?,外来種達の横顔,具体的事例の紹介)
2.生態学の基礎知識
3.データベース(リレーショナルデータベースを用いた、検索機能が充実したリンク集,それぞれの種にまつわる小知識やBBS)
4.コミュニティー(データベースと結び付けて運用。詳細は未定)
5.情報の提供
6.リンク集

b. 庭に関する概要

庭イメージ 全体図



庭イメージ 細部

4. まとめ

本プロジェクトは、本年秋に開催予定の日本最大規模の国際美術展<横浜トリエンナーレ>への招待が予定されており、現在制作段階にある。

参考文献

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鷲谷いづみ 『オオブタクサ、闘う - 競争と適応の生態学』 平凡社 東京 1996
鷲谷いづみ/森本信生 『日本の帰化植物』 保育社 大阪 1993
森誠一 『淡水生物の保全生態学 - 復元生態学に向けて』 信山社 東京 1999
加藤辰己/太田英利 『日本の絶滅危惧生物』 保育者 大阪 1993
リチャード・B・プリマック/小堀洋美 『保全生態学のすすめ - 生物多様性保全のためのニューサイエンス』 文一総合出版 東京 1997
日本植物分類学会 『レッドデータブック - 日本の絶滅危惧植物』 農村文化社 東京 1993
イーフー・トゥアン 『感覚の世界 - 美・自然・文化』 せりか書房 東京 1994

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D.L.Peterson/V.T.Parker "Ecological Scale - Theory and Applications" Columbia University Press, New York, 1998
H.A.Mooney/R.J.Hobbs "Invasive Species in a Changing World" Island Press, Washington D.C., 2000
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阿部大雅 『北部ソノラ半乾燥地帯におけるマメ科−マメゾウムシ−寄生蜂群集の定量的解析』 東京大学総合文化研究科修士学位論文, 2000