2000年度 森基金報告
  研究テーマ:現代日本における地方自治体間格差の検証とその調整について
     氏名:成   崇(修士1 80031784)


・研究の概要

・本年度の研究対象と成果

本年度の研究対象と成果

 本年度は、各論では総合保養地域整備法を取り上げるなどしながら理論的な研究を進めると同時に、インタビュー調査など
の実地研究を行った。
 総合保養地域整備法の研究では、同法が地域振興の一助としての側面をもっており、それが自治体間格差の調整に役立って
いるのではないかとの仮定から調査を行った。
 また同時に、地域における経済振興の実地調査としてインタビュー調査を行った。対象としては、島根県、高知県、鹿児島
県(奄美大島)など主に財政的に豊かではない自治体を中心にした。自治体首長・行政職員、政党役員、地元経済キーパーソ
ンなど地域の政治経済アクターを対象とした。インタビュー対象のリストは別表に記載する。今回の調査は研究の基礎付けを
行うための重要な作業であり、そこで得られた知見はきわめて有益であった。
 なお、今回の研究には多くの同輩にご協力いただいた。同研究科の犬塚記子、大沼健太郎、小野貴樹、山本達也、法学研究
科の原田勝孝、諸氏には心からお礼を申し上げる。また、調査の具体的な内容や詳細、図表の一部などは報告書の性格に鑑み
て記載していない。必要な場合はメールにてご連絡いただきたい。sei@sfc.keio.ac.jp
研究対象と成果________ 各論:総合保養地域整備法の研究 | |_____ 実地調査:インタビュー調査 [島根県、高知県、鹿児島県(奄美大島)]  なお、島根県での調査成果の一部は地元出版社の協力を得て、出版される予定である。
 また、次年度以降も同テーマにて引き続き研究を行う所存である。