外部環境として 風が強すぎれば、お互いに強く干渉しあいながら、風下の一部を除いて全体がしまる傾向へ 風が弱いか無風ならば、お互いがあまり干渉せずに、全体的に開く傾向へ 建物壁面の間の風速差が大きいならば、お互いが干渉しあいながら、最も効率的に自然換気を行える限られたルーバー窓だけ 開くようになり、他のルーバーは閉じた状態へと移行していく。
内部環境として 可動式の間仕切りによって、プランが変更され、それまで採用されていた自然換気経路が断たれた場合、 次の自然換気経路をルーバー間で探しだす。(下図参照)
『外部環境の変化がファサードに変化を与えるだけではなく、内部環境の変化もファサードに変化を与えることとなり、 内外部両方の動態的な環境変化をクロスオーバーさせることができる。』