DNA上に似た様な配列が存在した際に、部位が入れ換わってしまう。
これらの組換え機構には
DNA修復といった意義の他に、多様性を作り出すという
役割があると言われている。
バクテリアゲノムにおいて(ヒトゲノムなどに関しては
まだ知られていない)
組換えの初期段階に深く関連する
約5〜8塩基配列からなるゲノム上に散在する配列。
バクテリアゲノムは環状ゲノムであり、複製方向が決まっている。
DNA複製時にDNAポリメラーゼがスムーズに進む側をリーディング鎖
と呼び、
このリーディング鎖と、もう一方のラギング鎖では塩基配列の
組成が異なっている。
この現象をストランドバイアスと呼ぶ。
遺伝子の配列からタンパク質になる際に、3文字ずつの「コドン」という 単位で読まれる。同じアミノ酸に対応するコドンは一種類とは限らないため、 ある特定のコドンが好まれて使用される場合がある。