報告

自律的ソフトウェアのためのエージェントプランニング機構として、人工知能分野における主要なプランニングアルゴリズムの一つである推論アルゴリズムを採用し、ホームユビキタスコンピューティング環境において、自律的コンピューティングを実現するために、一段階前向き推論を設計、実装、評価した。また、その推論機構を利用し、具体的に自律的な情報家電機器制御機構とユビキタスサービス利用のための自律的なソフトウェアの構築に取り組み、以下のような成果を挙げた。

成果

"自律的な情報家電機器制御機構の構築"
青木崇行
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程　平成14年度修士論文

"Smart Furniture: Improvising Ubiquitous Hot-spot Environment"
青木崇行、村瀬正名、松宮健太、中澤仁、西尾信彦、高汐一紀、徳田英幸
情報処理学会情報家電コンピューティング研究グループ第4回研究会[URL]

"Autonomous and Asynchronous Operation of Networked Appliances with Mobile Agent"
Soko Aoki, Jin Nakazawa, Hideyuki Tokuda
IEEE International Workshop on Smart Appliances and Wearable Computers 2002[URL]

"ACE: A Software Framework for Autonomic Appliances Computing"
Soko Aoki, Yukihiko Kirihara, Kenichi Nakanishi, Akiko Iwaya, Hideyuki Tokuda
IEEE International Conference on Consumer Electronics 2003 (Poster Session: to be appeared) [URL]

情報処理振興事業協会「平成14年度未踏ソフトウェア創造事業」実施
「ユビキタスサービス利用のための自律的なソフトウェアの構築」
青木崇行、桐原幸彦、岩谷晶子、中西健一[URL]