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Wappletモジュールはサービスプロバイダ間を移動可能なモジュールであり
移動先で1つのアプリケーションの一部としての機能を果たす.
各モジュールはサービスプロバイダのインタフェースを操作して,機器の制御や
メディアの表示を行う.
利用可能な機器が変化した場合,Wappletモジュールは次の2つの状況に対応する.
- 代替可能な機器が存在する場合
Wappletモジュールを代替可能な機器に移動し,作業を継続する.
- Wappletの実行に充分な機器が発見できない場合
メディア変換を用いて作業の質を変更して実行を継続するか,機器が利用できるように
なるまで作業を一時停止する.
この判断は,後述するミッション機構とConfigモジュールの連携によって行われる
Wappletフレームワークではこれらの判断や移動の操作はWappletプログラマから隠蔽されるため,
機器の変化を意識することなくプログラムを記述できる.
Takeshi Iwamoto
平成16年2月27日