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おわりに

本論文では,いつでもどこでも利用可能なメディアアクセス環境の実現について述べた. このような環境を実現するために,機器の組合せによる アプリケーションの構成機能が不可欠である. Wappletフレームワークは,周辺にある機器にアプリケーションのモジュールを分散させ, 各モジュールを携帯端末から集中的に制御するアプリケーションフレーム ワークである. このフレームワークを用いて,ユーザ周辺の機器を用いたメディア処理を実現し, また,利用できる機器の変化に対応した. 特に様々な機器を,機器の種類によって抽象化することで,同じアプリケーションモジュールで 代替的に利用する枠組みを提供することができた.



Takeshi Iwamoto
平成16年2月27日