2003年度森泰吉郎記念研究振興基金---------------
情報による環境デザイン事例の分析およびデータベース構築
野島耕平
慶応義塾大学政策・メディア研究科修士課程
□研究課題(概要)
近年、社会における高度情報化を背景にして、住宅、オフィス、公共空間等、建築や都市空間などの環境デザインが大きく変容している。そのような背景を踏まえたうえで、本研究は、まず既往の環境デザインの実践と理論について、「情報」の意味による分類を行なうことで環境デザインの事例を考察し体系化する。また、体系化されたデータをオンラインのデータベースとして構築し、環境デザインの新しい見方を一般に提示する。さらに図書館を具体的な環境デザインの対象として取り上げ、情報を設計することで見える環境デザインの新しい理論とプロトタイプの提案を行なう。
□研究成果
・「環境行動のデータファイル」(彰国社、共編著) LINK
・「都市・建築デザインを情報により横断する―環境情報デザインWGの試み」 (建築雑誌2003年5月号(VOL.118, NO.1505) 技術ノート、共著) LINK
・図書館の設計提案 GIF(218KB)
・修士論文(抜粋) PPT(4.97MB)