2004年度森基金成果報告書
研究課題名:公共空間におけるユーザ群適応サービスの実現
氏名:村上朝一
所属:政策・メディア研究科 修士2年
概要
本研究の目的は,ショッピングモールや大学キャンパスなどの公共空間に存在する複数ユーザの個人情報を収集し,ユーザ群情報としてアプリケーションに提供するミドルウェア(SLP)の実現である.本ミドルウェアはショッピングモールや大学キャンパス等の空間(部屋や通路等)配置をロケーションモデルとして管理し,そこに存在するユーザ群情報をスペースモデルとしてアプリケーションに提供する.本ミドルウェアを利用することにより,不特定多数のユーザを対象とする広告や情報提示等のアプリケーションは対象とするユーザ群に適応した情報を提供することができる.
成果
2004年度修士論文
タイトル:再構成可能位置センサ群のためのロケーションモデル管理機構
pdfファイル
関連成果
- 平成15年度未踏ソフトウェア創造事業
「公共空間でのサービス提供を支援するアプリケーションフレームワーク」
開発代表者:田丸修平、共同開発者:村上朝一
- 「移動時間を考慮した位置情報によるサービス検索」
村上朝一,楠本晶彦,由良淳一,徳田英幸
情報処理学会全国大会2001
- 「グラフ表現を用いた動的な位置情報モデル生成機構の構築」
村上朝一,中西健一,桐原幸彦,徳田英幸
日本ソフトウェア科学会ソフトウェアシステム研究会主催SPAサマーワークショップ2003
- 「ロケーションモデル動的生成機構の構築」
村上朝一,中西健一,桐原幸彦,徳田英幸
慶応義塾大学総合政策学部卒業論文2003
- 「ロケーションモデル作成支援機構の構築」
村上朝一,中西健一,高汐一紀,徳田英幸
情報処理学会第一回ユビキタスコンピューティングシステム研究発表会2003 年4 月