2004年度森基金研究成果報告書

研究テーマ:『大都市郊外における居住構造と地域社会の変容に関する研究』

所属:政策メディア研究科1年
学籍番号:80425572
名前:水口 満
ログイン名:mitsuru 


【研究課題】
東京圏郊外は、1960年代以降に急増する人口を受け止めるために、核家族むけの住宅が大量に供給された。一方、東京圏の人口は2015年をピークに一貫して減少するとともに、高齢化・少子化が急速に進むことが確実視される。その中で、既存の住環境と居住ニーズの間に大きな乖離がおきてきている。本研究は、郊外における居住動向を正確に把握するとともに、高齢化・人口減少する地域における、地域社会の変容に関して、基礎的知見を提供するものである。

【研究の経過】
本年度の研究は、「大都市郊外における居住構造」を定量的に把握することを目標とし、特に高齢者の居住動向に焦点を絞り、 将来予測を行った。その際、高齢者の移動が増えるか減るかをどう定義するかが重要になるため、近年における高齢者の移動傾向を把握を行った。具体的には、全国における高齢者の移動、都道府県内の移動を国勢調査等のデータから分析した。 詳細は以下のリンク先で紹介する。

東京圏の将来人口推計
高齢者移動の実態把握(1)
高齢者移動の実態把握(2)