「場所と時間にとらわれない次世代の映像視聴環境の提案」研究代表者:桂信共同研究メンバー:荒川孝宏 Graduate school of Media and Governance, Keio University
■概要自分の好きなところで映像を見れる環境の構築とコンテンツを制作。具体的には、自分の好きな場所に、「四角」を書くと映像が浮かび上がるという ものであり、また、HMDなどを装着することにより、街中の広告枠などの既存の「四角」を 用いることにより、待ち合わせ時間や移動時間などで自在に映像を見る環境を作ることができる。 本研究では、「Smile」と「animaTable」の二つのコンテンツを提案する。
■コンセプトユビキタス社会における新たな映像の視聴環境とは何か?それは、自分の好きな時間や場所に自分の好きな映像が見れることであり、 本研究では、今まで必要とされた固定化されたディスプレイという概念を なくしていくことに重点をおく。
■目的本研究の目的は、ユーザーの能動的なアクションによる ユーザーとディスプレイ間の身体的コミュニケーションを通して、 映像を「受動」から「能動」へ変化させるアプローチを提案することと、 ユーザー間のリアルコミュニケーションを誘発することである。
■開発コンテンツ□「Smile」−街中で映像を見るためのプラットフォームHMDを用いて、既存の四角を認識し、そこに自分の好きな映像を映し出すシステム。街頭や移動中などで、待ち合わせなどや息抜きなどのちょっとした時間に映像が楽しめるシステム。 ----------------------------------- コンセプトビデオ:mpeg1(2m, 92MB) プロトタイプ:
□「animaTable」−身体的な映像視聴行為と映像交換コミュニケーション特殊加工をしたテーブルに、ペンを使ってテーブルに「四角」を描くと、 そこにショートムービーが浮かび上がる。ユーザーは、自分の好きな位置に映像を表示させることができる。 使うペンによって映し出される映像が異なり、友達などとそのペンを交換を行うことによって、映像を交換し、 コミュニケーションを生まれる。 ----------------------------------- デモビデオ:mpeg1(2m30s, 31MB)
■成果現在、国内外の学会に論文を提出・執筆中
■キーワードディスプレイ、画像認識、映像、インタラクティブ、コミュニケーション |
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