2006年度森泰吉郎記念研究振興基金
音や振動のエネルギーを利用した発電の研究
速水 浩平
Hayamizu Kohei
政策・メディア研究科 修士課程 一年
活動内容
『発電床』の発電効率を向上させる研究と実用化へ向けた応用製品の研究開発
“Idea to Product Global Competition”(国際大会)に出場
『発電床』をJR東京駅 丸ノ内北口にて実証実験
【成果】
活動内容
結果
『発電床』の発電効率を向上させる研究と実用化へ向けた応用製品の研究開発
参考資料参照
“Idea to Product Global Competition”(国際大会)に出場
Kelleher Chair in Entrepreneurship Challenge にて3位受賞
『発電床』をJR東京駅 丸ノ内北口にて実証実験
(検証中)
参考資料
かながわ新エネルギー賞
受賞
第4回かながわ新エネルギー賞 受賞内容(区分) 製品・技術の開発
月刊誌 Big Life 2007年1月号に掲載
雑誌 塾 2007年1月合に掲載
“Idea to Product Global Competition”(国際大会)に参加して、Kelleher Chair in Entrepreneurship Challenge にて3位受賞。
“Idea to Product Global Competition”
3位受賞(Keio University, Japan)
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論文(追加資料)
振動力発電によるリアルタイム降雨測定通信
−振動力発電による無線通信で集中豪雨の発生を確かめる−
速水 浩平
概要
近年、局所的に発生する積乱雲による集中豪雨や大型台風等の自然災害が多く発生している。 これらの自然災害の多くは、事前の予測とその現状(降水量や被害の現状)および、 状況の推移をいち早く把握することが重要である。これらの対策として、これまでは、 降雨レーダや雲レーダ、合成開口レーダ等の電波センサの技術が活用されてきた。 しかしながら、これらの気象レーダでは電波を発射してそれが雨滴や雪等に当たってはね返ってきた反射波を観測しているため、 降水の強さについての精度は十分ではないのである。 一方、アメダスの観測による降水量の精度は良いのであるがその観測地点が約17km四方ごとにあるため狭い範囲で集中的に雨が降る場合等には、 観測できないこともある。 そのため、ここ数年多発している局所的に発生する集中豪雨であっても瞬時に測定を行い、 そのデータをリアルタイムで通信する測定装置を完全自己発電によって動作させるシステムを開発した。 この方法として、振動力発電を利用することにより降雨の運動エネルギーから測定装置の動作電力を得ることにした。 この結果、降雨の有無や強さの測定と無線通信を行う電力を同時に得ることが可能になった。