Shepherd をWindows XP OS (Service Pack 2) 上で, C++ を用いてユーザプログラムとして実装した. Tending Module, Proxy Module による低レイヤのネットワーク処理を実現するため,WinPcap [12] を用いた. Account Module, Managing Fold Module によるXMPP通信の実装のため libjingle [13] ライブラリを用いた. VPNを介した通信を保護を目的とする通信暗号化などの処理は既存のプロトコルを用いる方針としたため,本実装では触れていない. Shepherdのスクリーンショットを図 5 に示す.