身体的インタラクションからの遊戯性の導出

慶應義塾大学 政策・メディア研究科 博士課程
勝本 雄一朗
80649414 / yk@sfc.keio.ac.jp

・研究課題名

身体的インタラクションからの遊戯性の導出

・研究報告

本研究は,一般に娯楽と見なされない日常生活の身体動作を,計算機を内蔵した日用品によって遊戯化すべく調査と試作,検証を行い,遊戯の愉しさを発生させているシステムの記述を試みる.これまでの活動において,日常生活の身体動作を遊戯化するには,日用品の身体化 (embodiment) が不可欠であること,またユーザの運動に対し,適切な時間後に適切な刺激をフィードバックする必要が明らかになっている.この「適切な時間後・適切な刺激」は現時点で申請者の経験知に留まっているが,計算機上では数値と時間経過が記録されている.そこでこれを記述し一般化を図る.本年度は筆者がこれまでに制作した作品群を文章化するための環境整備をおこなった.なお詳細は来学期に提出が予定される博士論文を参照のこと.

・本年度の試作物

FULA 2A
FULA

HMS4E
BAKKO

kodou
KODOU