­­­­2009年度 森泰吉郎記念研究振興基金 研究成果報告書

政策・メディア研究科 修士1年 井上真理子

「子どもの育成を促すまちづくりとコミュニティの研究」

 

 

本研究は、子どもの育成を促すまちづくりと、都市部のコミュニティの今後のあるべき姿について、都市デザインの視点から行う研究である。

子どもが新たな人と人との関係を紡ぐ存在に成り得る、という仮説を基に、都市部における子どもの育成環境の改善と、コミュニティの活性化という二つの課題の解決策を考える。

 

以下が今年度取り組んだ具体的な研究内容である。

 

 

 

 

 

 

問題を提起し、研究のテーマをさらに絞って具体的なものとした。

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本研究の対象地として挙げていた中央区ウォーターフロント地区の中でも、佃島をサイトとして選定し、対象小学校に佃島小学校を選んだ。

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佃島小学校について調査分析を行い、ポテンシャルと問題点を抽出した。副校長先生へのインタビューも行った。

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現況を踏まえた上で、子どもたちが箱型の小学校建築から地域に飛び出し、地域の人や資源から知見を学び取る『分散型小学校』を提案として考えた。

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地域の特性を掴み、『分散型小学校』の可能性について検討を行った。また、「分散」させるエリアの範囲を決定した。

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エリアの中から実際に利用できそうな場所を探し、一つ一つ調べた。

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