2011年度 森泰吉郎記念研究振興基金「研究育成費」研究成果報告書

 

研究課題名:「南の島バヌアツ、ソロモン両国の様子と日本の援助の現在」

 

慶應義塾大学大学院

政策・メディア研究科

修士課程1

GR所属

河村 佳宏

 

●活動報告

 

目的地:バヌアツ共和国、ソロモン諸島

 

 

 

旅程(201182794)

 

月日

行程

827()-828()

成田発  ポートビラ(バヌアツ)着

829()

 

・廃棄物処理場(技プロ)@ブファ

・エファテ環状道路(無償)

・青年海外協力隊(小学校教師)@エキペ村

・青年海外協力隊(看護士・看護師)@ビラ中央病院

・貝の増養殖プロジェクト(技プロ)@水産局

830()

 

ポートビラ発  ホニアラ着

・ホニアラ中央市場(無償)

・戦没者慰霊碑

・ガダルカナル島東部橋梁(無償)

831()

 

ホニアラ発  ギゾ島着

・ギゾ病院再建計画(一般無償)

・青年海外協力隊(看護師)@旧ギゾ病院

・廃棄物処理場

91()

 

・青年海外協力隊(理数科教師)

 @ギゾコミュニティ中高校

・現地環境NGO訪問

・ティティアナ村(津波被害村)訪問

ギゾ発  ホニアラ着

92()

 

・マラリア対策(技プロ)

・コミュニティ防災プロジェクト(技プロ)

・青年海外協力隊(理学療法士)@保健省

・シニア海外ボランティア(医療機器)

 @ホニアラ中央病院

・廃棄物処分場

93()-94()

ホニアラ発  成田着

 

 

●活動成果

 

(1)知見の獲得

 今回のフィールド・トリップを通じて、バヌアツ・ソロモンの様子を肌で感じることができた。また日本の様々な援助が現地でどのように役立っているかを見ることができた。

 

(2)JICA報告会の実施

 20111024日に、麹町のJICA本部にて、本フィールド・トリップについての活動報告を行った。

 

(3)web記事掲載予定

今回の活動について、国際開発ジャーナル(株)webページの「国際協力Station」掲載予定である。

 

 

●今後の展望

 

 来年度以降はこれまで行った文献調査やフィールド調査の資料を元に、不足している終資料収集のため更なるフィールドワークを行いたい。また、本格的に修士論文の執筆に取り掛かる予定である。

 

 

 

2011年度の研究活動及び研究成果は、基金創設者である森泰吉郎様と基金を運用して頂いた慶應義塾大学湘南キャンパス研究支援センター様のおかげである。御基金のご支援無くしては、今回のフィールド・トリップを実現することは難しかったと考える。ここに厚く御礼申し上げます。