2011年度学術交流支援資金報告書

空間的時間的ユビキタス化された社会における
旅を支援するインタラクションの提案と実践

環境情報学部
安村通晃
インタラクションデザインプロジェクト(IDP)

作品紹介 ぶらっと鉄道の旅支援

佐藤 剛史

電車に乗って旅をするとき、多くの人が乗換検索を利用します。 現在の乗換検索は、「最短乗換」「最安乗換」「最小回数乗換」の3種類に大別されます。 しかしどの方法においても、出発駅と到着駅の点と点との移動にのみ着目しているため、中間駅に関する情報提供はあまりなされていません。 これでは、旅の途中に魅力的な場所があったとしても、旅行者はそれに気づくことができません。

そこで「ぷらっと鉄道の旅支援」では、ユーザーが乗換検索から情報を参照するときに、 途中下車可能となる駅の魅力を表示させることで、より充実した旅を支援するシステムを提案します。