延辺地域を中心に、話し言葉の正確なイントネーション調査と実生活での言語生活を調べるために個人別アンケートを行った。これは1998年8月と11月に行ったアンケートである。
対象者は20歳以上39歳以下の比較的若い年齢を対象にした。これは、北朝鮮から亡命目的で入国した対象者を中心にアンケートを取るために年齢の制限を設ける必要があったためである。 現地ガイドを通じて北朝鮮からの亡命者を訪問し、個人インタビュー方式でアンケートをとった。対象になった30人中、11名が北朝鮮からの亡命者で、19人は現地朝鮮族の方に協力してもらった。 話題は、できるだけ対象者を刺激しないように一般生活や学校生活、家族のテーマで話を進み、テープレコーダでインタビュー内容を記録した。 政治や宗教などの話題は避けた。 |
[前章] [
次章]