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: 実装 : 設計 : ActionControlModule

動作手順

本節ではR2システムの動作手順を述べる.

  1. ActionControlModuleが状況適応型アプリケーションから登録を受ける.
  2. SensorControlModuleは現在使用可能なセンサデバイスからセンサ情報 を取得する.取得したセンサ情報はDataControlModuleへと渡される.
  3. DataControlModuleはセンサ情報から名前への変換を行う.この操作に より,センサ情報からカテゴリごとに単一の名前へと変換される.変換さ れた名前はNameManagementModuleへとカテゴリごとに渡される.
  4. NameManagementModuleは,DataControlModuleから渡された名前を再構 成し,名前の集合であるユーザ状況を導きだす.ここで最終的に導き出され たユーザ状況がActionControlModuleへと渡される.
  5. ActionControlModuleはユーザ状況を鍵として検索を行い,状況適応型アプリ ケーションが登録されていれば,そのアプリケーションに対してイベントを送 信する.
  6. 状況適応型アプリケーションはイベントを受け取ることにより,名前で 示されるユーザの状況を認識でき,それに応じて動作を変更できる.



Fumio Wakayama 平成14年2月26日