コミュニティ・スクール・モデル校9校の研究

■報告書の構成■

Page1　：　研究の概要（本ページ）
Page2　：　研究対象および研究方法について
Page3　：　これからの展望・この他の活動記録

【研究の概要】

　本研究では、現在の教育に対する手詰まり感に呼応するかたちで登場してきたコミュニティ・スクールに焦点を当てる。4月中旬、文部科学省は「新しいタイプの学校運営に関する実践研究校」として、全国の公立小中学校から9校を選抜した。各校の具体的な研究テーマとしては、

■学校の裁量権の拡大
■学校運営推進体制の模索
■地域と学校との連携　　　　　　　　　　など

といったことが挙げられる。
　これら実践研究校は、コミュニティ・スクールの概念とまったく一致するとは言えないまでも、研究テーマとして挙げられている以上の3点において、非常に画期的である。そのモデル校9校を調査・分析、あるいは比較することによって、新しい学校運営の在り方についての一定の指標を作成し、提案を行うことが最終目標である。また、モデル校の研究期間は3年間であるので、来年度の試みへの提言を行うことも考慮している。