担当:古谷知之 概要: 情報技術の発達により,時空間スケールが詳細で高精度な空間情報が活用できるようになった.都市計画,環境科学やエリアマーケティング分野では,これらのデータを活用し,空間現象のモデル化と現象解明を行うことにより,個別主体へのきめ細かい計画立案・実施が要請されている. 特に近年では,地球統計学や空間計量経済学と呼ばれる新しい学問分野が形成されつつあり,その環境科学や人文・社会科学への適用に関心が払われている. 本科目では,地図情報論及び旧科目:空間情報処理(担当:石橋,吉田),統計解析の履修を前提に,講義・演習を通じて,より高度な空間モデリング技法を習得してもらう.履修者は,各自の関心に応じて,社会経済データ(人口,地価など)または環境関連データ(大気汚染観測値など)を選んで演習を行う予定である. |
講義資料と演習問題:
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ArcGIS
R言語(空間統計パッケージ含む)またはJMP-INなどの統計ソフト
TSP
2004年度春学期『数量データ分析(Rクラス)』(担当:古谷知之)
第6〜11回で使用するR言語の初歩についての説明が載っています.
SFCデータベースガイド
第12・13回で使用するTSPについての説明が載っています.
『地球統計学』 Hans Wackernagel(青木謙治・地球統計学研究委員会訳)2003,森北出版
『空間データモデリング−空間統計学の応用』 間瀬茂・武田純2001, 共立出版
Green, W.H. "Economics Analysis, 4th Edition" 2000, Printice Hall
特になし