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パーソナライゼーション

周辺の機器を利用する計算機環境では, 機器は個人の所有物ではなく,利用する際にアドホックに個人に適した 設定を行う必要がある. このような設定を行い,ユーザに特化した利用環境を提供することを 本研究ではパーソナライゼーションと呼ぶ.

特にメディアアクセス環境では,利用する機器の選択やその設定などは,ユーザの好みが強く 反映される必要がある. このようなパーソナライゼーションを行うためには,手法2による制御が適している. つまり,制御機構により集中的に設定情報を管理し,機器を制御する際に適用する. また,個人的な情報のセキュリティの点からも このような設定情報は,ユーザによって一元的に管理されるべきで,分散管理は適さない.



Takeshi Iwamoto
平成16年2月27日