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定量的評価

本節では,評価用PNでShepherdの評価を行う. VPNを介したノード間通信のスループットおよび遅延を計測し,オーバヘッドの要因を分析した. 評価に用いたノードの仕様を表3に示す. ネットワークアドレスが192.168.1.0/24のPNにはノード1とノード2, ネットワークアドレスが192.168.2.0/24のPNにはノード3とノード4が存在し, 双方のプライベートネットワークはDHCPサーバを兼ねたrouterを介して接続されている. ノード2およびノード3 にShepherdが導入されている. routerには3個のNICが搭載されているがいずれも 100Base-TX 規格であるため, 異なるPNのノード同士の通信は100Base-TX 規格の性能に制限される.


Table: 定量的評価に用いたノードの仕様
ノード CPU メモリ NIC    
router Celeron 433 MHz 192 MB 100Base-TX    
node 1 Pentium M 1.2 GHz 512 MB 100Base-TX    
node 2 Pentium 4 EE 3.6 GHz 2 GB 1000Base-T    
node 3 Pentium M 2 GHz 2 GB 1000Base-T    
node 4 Pentium M 1.7 GHz 1 GB 1000Base-T    



Subsections

root 2007-03-08