Concept Hideaki Ogawa
Development Hideaki OGAWA + Masaru MURATA + Yuichiro HARAGUCHI

 古来より火はひとに生き方の多様性を示し、火はあかりとしてひとに安全と安らぎを提供 してきた。あかりはコミュニケーションの手段として使われていたのである。現代において あかりが担える役割にはどんな形があるのだろうか。 本作品はホームネットワーク(インターネット)を利用した、灯りのコミュニケーションを実現。 電話でもメールでもない、ノンヴァーバル・コミュニケーションの提案をしている。「次世代イ ンフラの上で,灯りを介してささやかな気持ちを提案する」、これがTwinLampに込められた メッセージである。




◆動作原理
ランプは二つで一組であり、ランプAのメインランプをつけると「ランプAのスイッチON 」情報がAのホームネットワークによりインターネットを介してBのホームネットワーク に到達する。その情報はランプBのサブランプに連動し、ランプBのサブランプが点灯 する(その際、ランプBのメインランプは点灯しない)。同様に、ランプBのメインランプ を点けるとランプAのサブランプが点灯する。なお、電源のON/OFF制御はJAVA言語 プログラミングによるものである。