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: 情報収集アプリケーション : 実装 : R2システムにおけるAPI

状況適応型アプリケーションの作成例

5に状況適応型アプリケーションの分類を示す.この分類 では状況適応型アプリケーションを状況認識機能および適応的動作機能に分け, それぞれの機能の対象が固定か動的に変化するかで分類を行った.

状況認識の対象が動的に変化することにで,状況適応型アプリケーションはよ り柔軟に状況認識をすることができる.また,適応的動作の対象が動的に変化 することにより,状況適応型アプリケーションをより汎用的に使用することが できる.


表 5: 状況適応型アプリケーションの分類
状況認識機能
固定 動的に変化
適応的動作機能 固定 分類1型 分類2型
動的に変化 分類2型 分類3型

以下にそれぞれの分類における状況適応型アプリケーション例を示す.

分類1
分類1型アプリケーション
例:情報収集アプリケーション
状況認識の対象および適応的動作の対象が固定.
分類2
分類2型アプリケーション
例:位置アラームアプリケーション
適応的動作もしくは状況認識の対象をユーザが動的に変更可.
分類3
分類3型アプリケーション
例:汎用状況適応型アプリケーション
状況認識の対象および適応的動作の対象をユーザが動的に変更可.

以下にそれぞれのアプリケーションについて述べる.




Fumio Wakayama 平成14年2月26日