学際日本研究・ラボ
Interdisciplinary Japan Studies Laboratory
| 開設 | 2026年4月1日 |
|---|---|
| 代表者 |
清水 唯一朗
総合政策学部 教授 小熊 英二
総合政策学部 教授 |
| 連絡先 |
E-mail:yuichiro[at]keio.jp
[at]は@に変換してください。 |
目的
本ラボは、現代日本および近現代日本を中心とする日本社会・政治・歴史・行政・文化を対象として、学際的な視点から研究を行う拠点として設置される。特定の学問分野に還元されない日本研究をSFCの理念に即した形で再構築し、以下の点を主たる目的とする。
第一に、政治学・社会学・歴史学・行政学・メディア研究などの知見を横断的に結集し、日本研究を複眼的に深化させることである。制度分析、歴史分析、社会構造分析、映像・メディア分析を組み合わせることにより、単一分野では捉えきれない日本社会の動態を明らかにする。
第二に、2019年以降に培われてきた大学院アカデミックプロジェクト「学際日本研究」を、研究面から支え、学外に発展させるための恒常的な基盤を構築することである。ラボは、教育プログラムと有機的に連携しつつ、研究成果の蓄積・発信を担う中核的な組織として機能する。
第三に、国内外の研究者との共同研究、研究会、シンポジウムの開催を通じて、日本研究の国際的発信拠点としての役割を果たすことである。とりわけ、海外におけるJapan Studiesとの対話を意識し、多言語での研究発信を行う。
研究活動計画の概要
■1年目
初年度は、本ラボの国際的認知と研究基盤の確立を主眼とし、日韓次世代学術フォーラム第23回学術大会の開催、EAJS(ヨーロッパ日本研究学会)への研究者派遣、EACJS(東アジア日本研究者協議会)においてラボとしてのセッションを主催し、学際日本研究の枠組みを国際的に提示する。加えて、台北大学との研究交流を実施し、東アジアにおける日本研究の相互参照を進める。夏には方法論ワークショップを開催し、学際日本研究の方法の共有を図る。海外研究者の受け入れも積極的に進める。
■2年目
2年目は、研究テーマの深化と国際共同研究の展開を中心に据える。IPSA(世界政治学会)、日韓次世代学術フォーラム、EACJSへの派遣のほか、国立政治大学・国立台湾大学・国立台北大学との研究交流を通じて台湾との多層的な学術連携を構築し、独自のシンポジウムの開催を予定している。方法論ワークショップも継続的に実施する。海外研究者の受け入れも積極的に進める。
■3年目
3年目は、これまでの研究成果の集約と持続的な国際連携体制の確立を目指す。日韓次世代学術フォーラムへの派遣を通じて蓄積された研究交流を次世代に継承するとともに、EACJSにおいてラボとしてのセッション提供を行い、学際日本研究の成果と方法論を国際社会に提示する。台北大学との研究交流を継続し、東アジアにおける日本研究ネットワークの定着を図る。あわせて、方法論ワークショップを通じて学際的研究手法の整理と共有を行い、本ラボの活動を次期計画へとつなげる基盤を整える。海外研究者の受け入れも積極的に進める。
構成メンバー
| 清水 唯一朗代表 | 総合政策学部 教授 共同代表、日本政治外交論、日本政治史、オーラル・ヒストリー |
|---|---|
| 小熊 英二代表 | 総合政策学部 教授 共同代表、歴史社会学 |
| 篠原 舟吾 | 総合政策学部 准教授 地方行政、行動行政学、公共経営、研究方法論 |
| 川口 航史 | 総合政策学部 准教授 政治学、政治過程論、日本政治 |
| 清水 亮 | 環境情報学部 専任講師 社会学、フィールドワーク、記憶論、生活史 |
| 三上 尚美 | SFC研究所 上席所員 映像による戦争記憶の記録、継承 |