知的未来都市創造・ラボ

Smart Future City Laboratory

開設2016年11月1日
代表者
中澤 仁
環境情報学部教授

目的

本ラボでは、数年のうちに数百億個を越えると言われているIoT(Internet of Things)機器を用いて人間社会に存在する各種の課題を解決することを目的として、それに必要となる様々な技術開発を推進し、産官学の連携を通じて技術の実用化に取り組む。人、モノ、空間から情報を取得し、大量の情報を処理して付加価値の高い情報を生産し、それを実空間へ反映して人間生活の利便性、安全性、楽しみ等を向上するためには、大量かつ多様なIoT機器が生成するデータストリームを効率的に流通させ、複数のデータストリームを知的に統合解析する必要がある。また、スマートホーム、スマートモビリティ、スマートシティ等の各粒度で多様なサービスを創出し、それらを連携して動作させる必要がある。

本ラボでは(1)IoTシステムに関する研究、(2)人とIoTに関する研究、(3)車とIoTに関する研究、および(4)IoTデータ分析に関する研究等により上記を可能とする。これらの研究による成果を随時地方自治体等へフィードバックし、社会へ実装していく。

研究活動計画の概要(1年目)

研究課題1:IoTシステムに関する研究
IoTデータを広範囲に取得しリアルタイムに流通させるための通信基盤技術を設計する。

研究課題2:人とIoTに関する研究
健康情報をリアルタイムに把握し見守りや健康増進に資するサービスを設計する。

研究課題3:クルマとIoTに関する研究
クルマそのものやドライバ、周辺環境に適応的なスマートモビリティ技術を設計する。

研究課題4:IoTデータ分析に関する研究
機械学習等を用いて大量のIoTデータを分析し新たな知を生産する技術を設計する。

構成メンバー

中澤 仁代表 環境情報学部教授:IoTシステムに関する研究
米澤 拓郎 政策・メディア研究科特任講師:IoTシステムに関する研究
大越 匡 政策・メディア研究科准教授:人とIoTに関する研究
陳 寅 政策・メディア研究科特任准教授(非常勤):クルマとIoTに関する研究

※構成メンバーの所属・職位および本ページに記載の内容は、本団体設立当時のものも含まれます。ご了承ください。

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