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産学官連携で水産業へのドローンの活用に着手

2021年6月14日

慶應義塾大学 SFC 研究所(所長 玉村 雅敏)ドローン社会共創コンソーシアム(代表 古谷 知之)、神奈川県立海洋科学高等学校(校長 石垣 隆、以下「海洋科学高校」とい う)、長井町漁業協同組合(代表理事組合長 小澤 紳一郎)、横須賀市(市長 上地 克明) は、水産業への水中ドローン等の活用とその担い手となる人材を育成するために、海洋 科学高校における教育カリキュラムの一環に位置付けることで、中長期的な活動に取り 組みます。 今回は、海洋科学高校の生徒に向けてドローンの操作習熟を図るとともに、フィール ドでの活動テーマとして、磯焼けが進む漁場での海中環境を調査します。また、磯焼け の原因のひとつとされているムラサキウニ等の食害生物について、生息状況を調査する とともに、食品分析することで製品化等への利活用についても検討します。 今後は、水産業等の実情を踏まえ、ドローンの幅広い活用を模索することで、漁業を 取り巻く海洋環境の改善、新たな水産資源の活用、次世代の漁業を担う人材の育成を 進めて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 

横須賀市

https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4430/nagekomi/20210611.html

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