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慶應義塾大学SFC研究所 渡辺光博、 食糧危機の解決に注目される昆虫由来タンパク質の研究を発表 -昆虫由来タンパク質はSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献する可能性-

2021年11月8日

慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンス・ラボ代表 渡辺光博(大学院政策・メディア研究科教授 兼 環境情報学部教授)らは、将来の食糧危機の解決に注目されている昆虫由来のタンパク質の生体への影響を血中メタボローム解析による網羅的解析により明らかにしました。日本古来より食用にされてきた昆虫由来タンパク質は血中や肝臓中のアミノ酸の欠乏を引き起こすことなく、筋肉や褐色脂肪組織におけるグルコース代謝改善やミトコンドリア機能向上との関連が示唆され、将来の代替タンパク質としての可能性を提示しました。

本研究成果は、2021年11月1日に国際学術誌『Foods』に掲載されました。

https://doi.org/10.3390/foods10112642

詳しくは、プレスリリース(ファイルはこちら)をご覧ください。

【配信元】慶應義塾大学 湘南藤沢事務室 学術研究支援担当

 

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