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Web上の縦書きの国際標準がついに完成に近づく(W3C)

2019年9月26日

慶應義塾大学SFC研究所が世界4拠点の1つとしてホストをしているW3C(World Wide Web Consortium)※1は、福岡県福岡市で2019年9月16日から1週間にわたり開催されたW3C TPAC(World Wide Web Consortium Technical Plenary Advisory Committee Meeting)内の1つの会合である、CSS WG(Cascading Style Sheet Working Group)において、日本語の特徴である縦書きを正式な技術仕様書として完成し、標準提案として審議することを決定しました。
勧告案(PR・Proposed Recommendation)に採択されたことで、近々勧告化(W3C REC・Recommendation)されることが期待されます。
W3Cで文字や画像のレイアウトを定めているCSSワーキンググループが提案した縦書きモード(ライティングモード・CSS Writing-Modes)の技術標準が採用されると、世界中のブラウザーやさらにはそれらが組み込まれている様々な製品において、これまで難しかった日本語の縦書き表示が可能になります。
※1  Web技術の国際標準化組織

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

【配信元】
慶應義塾大学 湘南藤沢事務室 学術研究支援担当

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