MOBiDY(Mobile Digital Telephony with Internet Project)

MOBiDY(Mobile Digital Telephony with Internet Project)

※本コンソーシアムは終了しました。掲載の情報は終了当時のものです

MOBiDYプロジェクトでは、インターネットと携帯電話網の透過的接続に最適なアーキテクチャ及びそのプロトコルの検証や議論を中心に、稼動サービスからのフィードバックを受けながら実証的な研究を行います。

背景

インターネットを超えた爆発的な成長を遂げている携帯電話の魅力は、音声通話装置としての可搬性だけでなく究極のネットワーク標準対応データ処理端末としての可能性にあります。携帯電話を通じた電子メール送受信システムの登場と成功で、その需要はビジネスモデルとしても確立され、今後は音声通話以上にデータ通信に関する技術展開が期待されています。

課題

インターネットはエンド・ツー・エンドが最善努力することで、その経路負担を最小限に押さえ、分散型構造で規模性を確保し成功した例です。しかし一方で、既存の携帯電話網はその歴史的に、集中管理型構造になっています。そのため今後のグローバルな発展には、網外部の努力や資源をも効率的に活用できる環境の実現が求められています。

特徴

このプロジェクトでは携帯電話網に対し、データ通信網としてのインターネット成長の要素を積極的に採り込むことを推奨し、より健全で発展的なアーキテクチャ及びプロトコルの検証や議論を様々な見地から展開します。

研究計画

研究計画網特性が根本的に異なる異種ネットワークの特徴を双方が深く理解し尊重することから始め、その上で新しい次世代アーキテクチャのあるべき姿を議論します。

現状

このプロジェクトで検討されたプロトコルが参加通信事業者によって実用化され、そのコンセプトは既に同業界に一石を投じています。

課題

インターネットはエンド・ツー・エンドが最善努力することで、その経路負担を最小限に押さえ、分散型構造で規模性を確保し成功した例です。しかし一方で、既存の携帯電話網はその歴史的に、集中管理型構造になっています。そのため今後のグローバルな発展には、網外部の努力や資源をも効率的に活用できる環境の実現が求められています。

構成メンバー

斎藤 信男代表 常任理事 環境情報学部教授
専門分野 計算機科学、特にオペレーティングシステム、並列/分散処理、プログラム理論、ソフトウェア工学、文書処理
村井 純  環境情報学部教授
専門分野 コンピュータコミュニケーション、オペレーティングシステム
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