スポーツによる社会イノベーション
代表者 |
玉村 雅敏
総合政策学部教授 |
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※構成メンバーの所属・職位および本ページに記載の内容は、本団体設立当時のものも含まれます。ご了承ください。
■目的
社会課題の解決(地域活性化、健康・介護予防、交流人口・関係人口の増加…)や、生活文化の醸成において、スポーツが果たす役割が大きくなっています。スポーツマネジメントの発展と共に、プロクラブ、スポーツ施設、スポーツイベントなどの経営主体は、スポーツの社会的な役割を高めようと様々な取り組みを行うようになりました。
スポーツの強みは、チームやアスリートのプレーによる感動や共感を喚起し、また、自らが真剣にプレーし、応援し、支えることを通じて「社会の関係性」を変えることができることにあります。関心を呼び起こし、協力を引き出し、多くの人々を巻き込み、熱を持ったコミュニティを形成することで、スポーツは社会に良い影響を与えていくことができます。その結果、多く人々が移動・交流して、消費を生み出し、地域が活性化し、人々を元気にすることにもつながっていきます。
本コンソーシアムは、スポーツ活動から生み出されるインパクトを評価するフレームワークや、可視化するためのツールの開発を行い、大学・企業・自治体・機関等が協働で、スポーツのリーグ/クラブ、スタジアム/アリーナを対象に、フレームワークやツールの実装・試行を行います。同時に、関連する先導事例の調査研究、情報発信・普及活動等にも取り組みます。
■研究活動計画の概要
・1年目
・定例研究会やフィールドワークの実施
・定例研究会の開催:関連する先駆的な実践事例やビジネスモデル、評価手法、ファイナンス手法などに関する知見を得るための研究会を定期開催します。フィールドワークの実施:コンソーシアムのネットワークを活かし、現地視察やフィールドワークを行います。2年目以降の開発計画の立案を行い、具体的なプロジェクトの調整を行います。
・2年目
1年目の実績をもとに、研究会やフィールドワーク、研究開発プロジェクトを継続しつつ、企業や自治体等との共同研究を推進し、具体的な評価フレームワークの開発や社会システム構築を推進します。また、これまでに得てきた知見や研究成果の発信等を実施します。
・3年目
研究開発成果の社会的な実装と定着をめざして、企業や自治体等からの共同研究を推進し、評価フレームワークの開発や社会システム構築、ツール開発等を推進します。また、研究成果の積極的な発信活動を行い、継続的に社会的な貢献を推進します。
構成メンバー
⽟村 雅敏代表 | 総合政策学部 教授 |
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加藤 貴昭 | 環境情報学部 教授 研究メンバー |
東海林 祐⼦ | 政策・メディア研究科 准教授 研究メンバー |
村林 裕 | 政策・メディア研究科 客員教授 研究メンバー |
鈴⽊ 寛 | 政策・メディア研究科 特任教授 研究メンバー |
⽥中 佳代⼦ | SFC研究所 所員 研究メンバー |
松橋 崇史 | SFC研究所 上席所員 研究メンバー |
岩⽉ 基洋 | SFC研究所 上席所員 研究メンバー |
植野 準太 | SFC研究所 上席所員 研究メンバー |