先端ウェブアーキテクチャ・ラボ
Advanced Web Architecture Laboratory
開設 | 2015年6月1日 |
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代表者 |
村井 純
慶應義塾大学教授 |
目的
20年前に誕生したWeb技術は、インターネット上に公開されている文書や図などの様々な情報を相互にリンクすることにより、ネット上での情報の扱い方を提示し、その後、動的なコンテンツの提供という枠組みにより、e-コマースに代表されるような様々なトランザクションの基盤として用いられてきた。
また、最近では、WoT(Web of Things)やIoT(Internet of Things)などに代表されるように、文字、画像、映像などの情報を扱うフレームワークを超え、様々な物(オブジェクト)の制御やインタラクションの基盤となることが想定されている。
先端ウェブアーキテクチャ・ラボでは、Webアーキテクチャにおける基本的な技術要素、例えば、日本文化を確りと扱えるようにするための縦書きへの対応やepubでの利用、コンピュータ以外でのWebブラウザ技術の応用例であるTV端末やハイブリッド放送への応用、デジタルサイネージのプラットフォームとしての普及などの研究開発や普及活動をおこなうと共に、WoTに代表されるサイバースペースとフィジカルスペースとの連携のための新しいアーキテクチャの研究を産学連携体制で進める。
また、インターネットが情報インフラとして普及し、人類の情報基盤となり、多くのサービスがWeb技術の上に立脚してきている状況で、セキュリティやプライバシに関するより深い検討が必要となってきている。本ラボラトリでは、情報基盤としてのWeb技術に要求される様々な要件、セキュリティ、プライバシ、オーセンティケーションなどの基本的な要件に関する研究開発も行う。
特に、Web技術のグローバルな標準化団体であるW3CがSFCのキャンパスに存在することが、この活動の大きな価値でもある。本コンソーシアムの成果は、グローバルなWeb技術の標準化団体であるW3Cと連携することにより、グローバルな世界に対して貢献することが可能であると考える。
構成メンバー
村井 純代表 | 慶應義塾大学教授:代表 |
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中村 修 | 環境情報学部教授:アドバイザー |
岸上 順一 | 政策・メディア研究科訪問教授:代表補佐 |
川森 雅仁 | 政策・メディア研究科特任教授 |
芦村 和幸 | 政策・メディア研究科特任教授 |
下農 淳司 | 政策・メディア研究科特任講師 |
鈴木 茂哉 | 政策・メディア研究科特任教授 |
Michael Smith | 政策・メディア研究科特任教授 |
吉澤 直美 | SFC研究所所員 |
※構成メンバーの所属・職位および本ページに記載の内容は、本団体設立当時のものも含まれます。ご了承ください。