未来フィールド開発・ラボ

The Future field Creation Laboratory

開設2018年8月9日
代表者
村井 純
環境情報学部教授
國領 二郎
総合政策教授教授

目的

2017年12月、小田急グループの小田急電鉄株式会社と神奈川中央交通株式会社、学校法人慶應義塾は、最先端技術に係る研究や地域の活性化、人材育成や教育活動などに関して連携協力協定を締結しました。本ラボラトリの設立目的は、この「連携協力協定」を「共同研究・委託/受託研究の枠組みにおいて拡張・具体化する」ことにあります。

小田急電鉄は、2018年3月、計画から約50年、着工から約30年の年月を経て東北沢~和泉多摩川間(10.4km)の複々線を完成させ、職・学環境と住・楽環境との間で新たな可能性を創造しました。

一方、慶應義塾大学湘南藤沢キャンバス(SFC)は、1990年の開設以来、未来からの留学生の育成、問題発見解決型の教育・研究、技術開発と政策開発が協働したインターディシプリナリーなアクションリサーチと言う新しい概念を社会において創造してきました。特に、国内での実用開始が1995年のインターネットに関しては、その黎明期から現在に至るまで研究や運用をリードしてきた実績を有します。インターネットは、SFCでの萌芽的な研究・教育を経て社会利用へと発展しました。

そこで、本ラボラトリでは、小田急電鉄・SFCのこれまでの実績を踏まえ、新たな「未来フィールド」を創造します。

「未来フィールド」とは、小田急グループが2018年4月に発表した新たな中期経営計画の中で打ち出した造語です。「わくわく×イノベーション」という幹を持ち、その先に、くらし、モビリティ、観光、まちづくりの4つの「葉」を持つ概念です。今後、「葉」及び「枝」は、自由な発想で拡大と具体化が期待されます。また、現段階において国連サミットで採択された「SDGs」の先導モデル創造も意図しており、国際連携への寄与も志向しています。

「未来フィールド」は、組織単独では成立しません。その最大のテーマは共生(エコシステム)です。(1)自らの組織の成長の地域社会への外部化、(2)地域社会における協働、(3)地域社会の発展の自組織への内部化という3要件が成立したときに完成します。

また、本ラボラトリの活動は、IoT・AIといった新たな技術を活用する「SFCが創り出す未来のライフスタイル」に立脚したまちづくりを研究する「次世代キャンパス・ビレッジ創出コンソーシアム」と連携させ、必要に応じて生み出した萌芽的モデルの地域社会での実証を行います。

研究活動計画の概要(初年度)

<研究計画>

  • アイデア創出フェーズで選定された研究者を中心に推進されます。

<活動計画>

  • アイデア創出フェーズ:学内において公募を行い、研究アイデアについて研究者に発表して頂き、ラボラトリとしての実施研究を確定
  • 研究始動フェーズ:取り組む課題、研究のゴール(中期・長期)、研究体制、実施スケジュール、実施財源の検討を事務局と調整の上で確定させ、研究を始動
  • シンポジウム開催:ORFセッションとして取り組みを紹介(公開)
  • 報告会:本年度成果と次年度計画の発表
    カテゴリー 参加資格
    I FS研究 教職員・博士研究者
    II 基礎研究 学部・修士研究者

構成メンバー

村井 純代表 環境情報学部教授:全体とりまとめ/技術戦略
國領 二郎代表 総合政策学部教授:全体とりまとめ/経営戦略
飯盛 義徳 総合政策学部教授
小松 浩子 看護医療学部長・教授
田中 浩也 環境情報学部教授
梅嶋 真樹 政策・メディア研究科特任准教授
※学内メンバーは、研究テーマ拡大と共に随時追加予定
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