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創造みらい都市の実現に関する包括連携協定を締結

2020年11月24日

2020年11月24日
慶應義塾大学SFC研究所
鎌倉市

 

学校法人慶應義塾 慶應義塾大学SFC研究所(以下「SFC研究所」という。)(所長:玉村 雅敏)と鎌倉市(市長:松尾 崇)は、誰もが生涯にわたって安心して、自分らしく暮らせるまちの実現に向けて、「創造みらい都市の実現に関する包括連携協定」を締結しました。

1 協定の名称
創造みらい都市の実現に関する包括連携協定

2 締結日
令和2年(2020年)11月24日(火)

3 協定の目的
誰一人取り残さない社会の実現に向けて、官・学での共創関係を構築することが協定の目的です。さらに、スマートシティ実現に向けた産官学民のマルチステークホルダーで機敏な対話の輪を築くうえで、SFC研究所には、最先端のテクノロジーや様々な知見を持つアカデミアとして参加します。

4 協定による連携協力事項
以下の4つの事項について連携協力の検討をしていきます。
⑴  次世代のまちづくり(スマートシティ、FabCity※1、SDGs等)に関する事項
・データウォークイベント※2の実施
・Fab(スマート)シチズンの育成
FabCityに関する取組をとおして、データやテクノロジーを活用した市民の地域課題解決力向上を目指します。
・資源循環型デザインの研究
⑵  前号に掲げる事項を支える人材育成に関する事項
・人材交流の実施
本市職員とSFC研究所所員の相互派遣を行い、本市職員のデータリテラシーの向上及び所員の行政課題への理解を深め、俯瞰的、総合的な課題解決能力を有した人材の育成を目指します。
⑶  本協定に基づく取組の湘南地域への波及に関する事項
⑷  その他、「創造みらい都市」の実現に必要な事項

なお、具体的な取組やスケジュールについては、急激に変化する社会情勢に合わせ、臨機応変に対応し、アジャイル方式をとることとします。

※1 Fab Cityとは、地域で製品を造り、地球レベルのネットワークに知識でつながっている新しい地産地消の都市モデルのことです。

※2 データウォークイベントとは、センサーを搭載した「スマートシューズ」で街を歩き、得られたデータをまちづくりに活用するイベントで、協定第一弾の取組として令和2年(2020年)12月~2月に実施します。

 

【配信元】慶應義塾大学 湘南藤沢事務室 学術研究支援担当

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